「ほう!な話」

2019年9月4日

海外向けにネット販売するには

▼Q インターネットで海外向けに輸出、販売する副業を始めたいのですが、注意点はありますか。

▼A 最近では、一般の人でも通販大手アマゾンや競売大手イーベイを使ったり、自身でサイトを立ち上げたりして、海外にネット販売することが容易になっています。ただ日本だけでなく、販売先の国の法規制も守る必要があります。英語でサイトを作れば世界中から注文が入る可能性もあります。

リスクを避けるには、商品の選択が重要です。例えば食品や薬、化粧品は健康に直結するので多くの国が厳しい輸入規制を課しています。米国では食品医薬品局(FDA)が厳しく管理していますし、シンガポールのようにガムの輸入を禁止している国もあります。事前に調査や手続きをする余裕がないときは、別の商品にした方が無難です。人がけがをする可能性のある商品も注意が必要です。

また自身でサイトを立ち上げる場合は、必ず「利用規約」を整備しましょう。利用規約は買い手に守ってもらうルールで、商品の受け渡しや支払い方法、禁止事項、トラブル時の解決方法などを定めます。買い手が規約に同意すれば購入が可能となり、契約書のような役割を果たします。実際に問題が発生したときにセキュリティー装置として働く大切なものです。

福岡県弁護士会は20日、県内4カ所で、経営者のための無料の講演会と相談会を開きます。
福岡市では「九州パンケーキ」の生みの親、村岡浩司氏に海外展開の秘策を語ってもらいます。詳しくはホームページをご覧ください。

西日本新聞 9月4日分掲載(原 隆)

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