弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2005年7月26日

映画道楽

著者:鈴木敏夫、出版社:ぴあ
 私は映画を月1本はみるようにしています。本当はもっとみたいのですが、これでも現役の弁護士ですから、なかなか時間がとれません。もちろん、これは映画館でみる映画のことです。ビデオやDVDも仕方なくみることがありますが、家(自宅)ではモノカキが忙しくて見れません。ちなみに、テレビは全然みません。いつも新聞で近着の映画紹介をチェックしています。絶対みたいと思った映画がいつのまにか映画館で上映しなくなって悲しい思いをさせられることが何度もあります。本当に残念です。
 あっ、そうそう。東京・銀座の映画館で「サウンド・オブ・ミュージック」の完全リバイバル版をみました。広いスクリーンで、ジュリー・アンドリウスの 歌をきいて改めて感激しました。DVDを買って自宅でみましたが、やはり感激は小さかったですね・・・。
 著者は、私とまったく同じ、団塊の世代です。宮崎駿・高畑勲の両監督と一緒にプロデューサーとしていくつもの映画をつくった人です。
 「風の谷のナウシカ」(よかったですね。腐海の虫たちって、ダンゴ虫たちそっくりですよね)、「天空の城ラピュタ」(気持ちよく空をかけめぐっていましたね)、「となりのトトロ」(メイもサツキも、もちろんトトロもかわいいですね。テーマソングを口ずさむと、心まで軽くなります)、「魔女の宅急便」(ホーキに乗って空を飛びます。『ハリーポッター』より身近なフツーの女の子という感じです)、「紅の豚」(男のロマンを感じましたね。いい意味の反戦映画です)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(都市化は自然破壊をすすめていることを分かりやすく伝えています)、「耳をすませば」(なつかしい、子ども心をとり戻しました)、「もののけ姫」(うーん、森の奥深いところにもこんな人間の営みがあったのですね・・・)、「千と千尋の神隠し」(発想がすごいですよね、さすがです)、「ハウルの動く城」(戦争と平和をこんな視点からも考えることができるんですね。すごいものです)。
 仕事は公私混同でやるべきだ。こんな言葉が出てきます。誤解を招きやすい言葉ですが、私もそのとおりだと思います。自分の性にあった、好きなことを仕事としてやりたいものです。それにしても著者は絵が描けるので、うらやましい限りです。
 雑誌はタイトルひとつで売れる。雑誌の特集タイトルは内容を端的に伝えるものでなくてはいけない。タイトル・ロゴとして読みやすいのは、明朝体とゴシック体だ。コピーも大切。
 「私は、もう一人の自分と旅に出る」
 「私はワタシと旅に出る」
 どっちがいいか歴然としています。すごいですね、さすがコピーライターです。
 言葉のマジックのようなものです。
 私は、これからも、せっせと時間をつくって、いい映画を広いスクリーンでたくさんみたいと思っています。

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