弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2005年6月 8日

「かあさん、おかたをたたきましょ」

著者:國房 魁、出版社:新日本出版社
 歌いたくなる写真集の第2弾です。子どもたちの生き生きと輝く笑顔に、つい吸いこまれそうになってしまう、そんな素敵な写真集です。2500円という値段ですが、心身のリフレッシュ剤になりますから、決して高くはありません。ぜひ、買って頁をめくって、子どものころを思い出してみて下さい。
 第1集は「ドンと鳴った花火だ」でした(出版社は同じ)。どうしたらこんなに生命に光り輝く子どもたちの笑顔が撮れるのか、素人カメラマンを志す私には不思議でならない写真が満載でした。
 桜の木の下をランドセルを背負った子どもたちが一列になってにぎやかに通学しています。先頭はちょっとおませなお姉ちゃん。続くは、ひょうきん族のお兄ちゃん。みんな、ランドセルからって学校に行くのが嬉しくてたまらない。そんな気持ちがストレートに伝わってきます。
 秋の夕暮れどきです。日が沈むまで、まだ少し間があります。刈り入れの終わった田んぼで女の子たち5人組が遊び終わって、これから家に帰るところです。前の子の肩に両手をかけて汽車汽車シュッポシュッポと駆け出しました。健康ではち切れそうな笑顔を田んぼにふりまいて、一列になって走っていきます。
 春の小川で、男の子たちが網をもって底をすくいます。どじょっこ取ったぞ。男の子の弾ける笑い声が聞こえてきそうです。野球帽のツバをうしろにまわした、ヤンチャ盛りの男たちが素足になって遊んでいます。
 村の夏祭りに出かけるハッピ姿の三姉妹がいます。頭にキリリとはち巻きを締めているのが、いかにも粋です。でも夏は、やっぱりスイカ。井戸でよく冷やした赤いスイカを庭にゴザを敷いてガブリとかぶりつき、タネを口の中からペッペッと上手に吐き出します。ゆでたトウモロコシなら、かぶりついて、きれいに食べ尽くします。
 童謡の歌詞と見事に溶けあった写真集です。どうぞ、あなたも手にとって童心ワールドへ・・・。

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