弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2013年7月 8日

先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました

生き物

著者  小林 朋道 、 出版  築地書館

鳥取環境大学のコバヤシ先生のシリーズ7冊目です。こんなに自然環境に恵まれた大学で学べる学生は幸せだと思います。とは言っても、卒業後の就職先探しの点では、なかなか大変なのかもしれませんが・・・。
 この大学にはヤギ部という学生サークルがあります。そして、最古参のヤギコが、なんと昨年2月、11歳で亡くなったとのことです。ヤギコの話も面白かっただけに、本当に残念でした。寿命だったのでしょうか・・・。それでも、ヤギ部自体は続いているとのこと。
そして、この本を読むと、モモンガの森のエコツアーに誌上参加することができます。モモンガパン・モモンガゴロゴの焼き印など、子どもたちだけでなく、大人も年寄りも楽しめそうです。
 この本の初めに登場するのはヒバリの子育て。春先、頭上高くヒバリのさえずりを聞くと、いつも、ついつい心がなごみます。春を実感させるヒバリの鳴き声だからです。
 ヒバリは人間に対する警戒心が強いと思っていました。すると、なんとこの大学では、みんなが通る通路というか階段の脇の茂みに巣があって、子育てしているというのです。本当に大丈夫なのでしょうか・・・。
そして、ヒバリの巣の近くにシマヘビを見つけて捕まえ、手をかまれた学生がいました。シマヘビは、よく人物をかむのだそうです。
アオダイショウもシマヘビも、そしてマムシも、まったく違いが見分けられない私は、ヘビと聞いただけで、おじけづいてしまいます。
このコバヤシ先生は、なんとハチも育てています。アシナガバチです。よくよく観察が行き届いているところは、さすがにプロの目は違います。
 いつもながら、生物の生態を細かく教えてくれる楽しい本です。
(2013年5月刊。1600円+税)

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