弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年11月 5日

昆虫おもしろブック

著者:矢島稔、出版社:知恵の森文庫
 「男おいどん」の松本零士(『銀河鉄道スリーナイン』の方が有名かな・・・)のマンガつきですから、昆虫のことが面白く手軽に理解できる文庫本です。
 キャベツを栽培したことがありました。春キャベツです。毎日毎朝、アオムシとのたたかいでした。割りバシでとってもとっても、アオムシは次から次に出てきます。無農薬でキャベツを栽培するのは不可能だというのが実感で分かりました。でも、そのアオムシですが、一匹のメスチョウが100個の卵をうんで、チョウになれるのは、なんと2匹だというのです。なかなか厳しいですね。
 バッタ、とりわけトノサマバッタは子どものころ、捕まえるとヤッター、と思いました。でも、この同じトノサマバッタが、ある日突然、変身してしまうというのです。そうです。アフリカ大陸を食べ尽くすバッタの大群と化すのです。
 昆虫の世界も奥が深いことがよく分かります。

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