弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年5月 1日

遺伝子は語る

著者:村山美穂、出版社:河出書房新社
 小学校からずっと、かけっこで一番ビリの女の子が屋久島でサルを追いかけたという話にまず笑わされました。それでも、著者(40歳の助教授)はサル学を続けます。
 射精に至る交尾数をじっと観察して記録します。交尾は朝に多い。それを2時間交代で観察するのです。高順位ほど明らかに多いことが分かりました。ところが、子どもは、DNAを調べたら、低順位の雄も同じ程度に子どもをつくっていたのです。なんということでしょうか・・・。
 性格と行動を決定する遺伝子の研究もすすんでいます。でも、なんでも遺伝子で決まってしまうものでもないと思うのですが・・・。

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