弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2006年5月 2日

ブンブンブン ハチがとぶ

著者:國房 魁、出版社:新日本出版社
 「ドンと鳴った花火だ」「かあさん、おかたをたたきましょ」に続く「歌いたくなる写真集」シリーズの3冊目です。まだ見ていない人は、一度、本屋の店先で手にとってみて下さい。子どもたちの笑顔にひきこまれてしまいますよ。見てる方まで自然に楽しくなって、つい笑顔がこぼれてくる本です。
 子どもたちが自然のなかで、伸び伸び、目が光り輝いています。野山のなか、雪のなか、田んぼのなかで焦点が見事にあっています。さすがはプロのカメラマンです。脱帽です。
 子どもたちが木登りしています。ジャンプして飛び上がっています。ミドリガエル(青蛙)を小さい鼻の頭にのっけています。そんな動きの一瞬を写真にすばやく切り取っているのです。たいした力です。
 古沢小学校の1年生は、全員で15人しかいません。梅雨どきの田んぼの道を一列に並んで傘を差しながら下校していきます。カラフルないい映像です。都会では絶対に見れません。雑木林でカブトムシをつかまえます。真剣な目つきです。
 いつのことだか思いだしてごらん
 あんなことこんなこと あったでしょう
 うれしかったこと おもしろかったこと
 いつになってもわすれない
 大人のちょっと疲れた傷ついたこころを十分いやしてくれる素敵な絵本でもあります。2500円は、ちっとも高くなんかありません。だって、明日に生きる勇気が自然にわきあがってくるのですから。

  • URL

カテゴリー

Backnumber

最近のエントリー