弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2005年8月26日

宇宙のからくり

著者:山田克哉、出版社:講談社ブルーバックス新書
 空間が曲がれば、時間も同時に曲がる。なんということでしょう。時間が曲がるとは・・・。動いている時計は遅くすすむ。うーむ、どういうことなのかなー・・・。
 光は秒速30万キロメートルですすむ。これは何に対しても同じこと。光の速度を測定する人が静止していても、時速1万キロで走っていても、光と反対方向で動いていても、いつも光は秒速30万キロメートル。光の速度を増減する方法は何もない。光の速度は徹底して一定なのである。うーん、どうしてなんだろう。なぜ、それがそうだと証明できるんだろうか・・・。
 宇宙が発生する以前には時間はなかった。時間は宇宙の発生と同時に生まれたのだ。宇宙の発生より前には空間もなかった。なるほどなるほど、なんとなく分かった気がしてきました・・・。
 距離に関係なく、すべての銀河は光の発生時である140億年前に発生しはじめた。うーん、そうなのか・・・。
 銀河の大部分は見えない暗黒物質(ダークマター)で構成されている。ダークマターというと、映画「スターウォーズ」を連想させますね。宇宙の90%以上が、正体不明の暗黒物質で構成されている。
 宇宙を膨らませているのは、なんと真空だった。空間に何の物質もなくても、暗黒エネルギーだけは存在し、それが空間を膨らませる。うーん、なんだか、分かったような分からないような。真空といっても、そこにエネルギーはあるなんて、一体どういうことなのかしらん・・・。
 たまには、こんなことを考えてみるのもいいようです。ハイ。

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