弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年11月 1日

ガラスのお腹

著者:海月まき子、出版社:新風舎
 22週5日で赤ちゃんが生まれました。体重はわずか520グラムです。身体の皮膚もまだ完全にできていません。目も完成しておらず、まぶたの切れ目がありません。皮膚ができていないため、母親も触れることができません。
 体重は生後12日目に420グラムにまで下がりました。哺乳瓶の乳首も普通のものは大きすぎて吸えません。子犬用の哺乳乳首をつかってみます。体重が1キロをこえたのは、5ヶ月たってから。1歳の誕生日を迎えて、ようやく2キロになりました。
 人間の生命力ってすごい。改めて感心させられました。そして母親の愛情は偉大です。

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