弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年3月 1日

朝食抜き!ときどき断食!

著者:渡辺正、出版社:講談社α新書
 今、私はダイエットに励んでいます。昨年の夏ころ、体重が70キロになりそうでした。ズボンがきつくなってしまいました。これは大変と思って始めたダイエット法は朝食をとらず、ニンジン・リンゴ・牛乳・ハチミツをミキサーにかけてつくったジュースを飲むというものです。えっ、朝食をとらないのは身体に良くないよ。こんな忠告をよく受けます。それは常識の間違いだ。この本は、そう断言します。相撲の力士は朝食前に激しい稽古をしているでしょ。農村だって、朝ご飯をとる前にひと働きしていますよ。
 朝食をとらないと、空腹時に腸を動かすモチリンというホルモンが分泌され、これによって腸は収縮し、便が出やすくなる。朝起きてすぐの身体は、前日までの余分な脂肪や体内に蓄えられた栄養素を消費する、いわば「排泄モード」になっている。朝食をとると自律神経が乱れるし、食べない方が疲れにくい。朝食抜きの生活で腸がきれいになる。
 著者は西医学健康法をすすめます。これは、午前中は生水以外は口にしないというものです。野菜も生野菜です。コーヒーもやめた方がいいが、せめて砂糖はやめる。できたら柿の葉茶がいい。
 ときどき断食(週末断食)もすすめています。宿便を出して体内を浄化しようということです。だけど、食べる楽しみが奪われてしまいそうで、断食まではしたくありません。

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