弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2003年9月 1日

合戦の日本地図

著者:武光誠、出版社:文春新書
 長篠の戦いは、通説によると織田・徳川の連合軍が鉄砲隊を駆使し、3段撃ちで武田の騎馬軍団を壊滅させたことになっています。しかし、この本でも、それは疑問だらけだとされています。『徹底検証── 長篠・設楽原の戦い』(吉川弘文館)によっても、とても3千挺の鉄砲はなかっただろうし、3段構えは実証されていません。
 もうひとつ。桶狭間の戦いについて、窪地で休んでいた今川義元軍を背後から信長が奇襲したと思いこんでいました。しかし、この本によると、義元軍は小高い丘陵で休息をしていたのであって、信長軍は正面しかも下の方から襲いかかって義元の首をとったというのが真相だというのです。知りませんでした・・・。日本史上有名な20の合戦が、図解つきで紹介されています。

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