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語るパンダ

(霧山昴)

著者 日本パンダ保護協会 、 出版 朝日新聞出版

 残念なことに日本にパンダはいません。ところが アメリカには先日、パンダ2頭が到着したというニュースを見ました。トランプと習近平は、今や似た者同士の良い仲を演出して、世界中に見せつけています。その流れでアメリカにパンダ2頭が中国から貸し出されたのです。パンダは中国にとって最高の外交上の「武器」なのです。

高市首相の中国敵視政策は強まるばかりです。中国に向けた長射程ミサイルを日本本土各地に配置し、沖縄・南西諸島への自衛隊増強は驚くべきスピードで進められています。ところが肝心の「敵」中国は、アメリカのトランプ大統領とにこやかに握手し、年内にさらに会談するようです。

いつもいつもアメリカべったりの高市政権ですが、アメリカが中国と仲良くするのだけは「べったり」ついていくことは出来ないようです。アメリカに頼らず、中国と戦争して「勝てる」つもりなのでしょうか…。もちろん、そんなことはありえません。

私は上野動物園にパンダを見物しに行ったこともあります。 残念ながら、当のパンダはぐっすりお休み中で、ぴくりとも動きませんでした。でも、和歌山のアドベンチャーワールドには何回も行きましたが、パンダが何頭もいて、野外の運動場でパンダが竹をむしゃむしゃ食べている姿を間近に見ることができました。

パンダの繁殖はとても難しいことのようですが、アドベンチャーワールドは何回も成功しています。 たいしたものですね。そして、パンダの食べる特別な竹も育成・栽培していたのです。 本当にご苦労さまでした。

高市早苗が日本の首相である限り、日本にパンダがやってくることはないでしょう。早いところ高市を首相の座から引きずりおろさなければなりません。

本田由紀教授(東大)ではありませんか、「高市、そこをのけ」と叫び、行動するか手はありません。

パンダの妊娠期間は「80日から200日超」とされている。えっ、なんでこんなに幅があるの…。パンダは着床遅延という方法によって自分と子どもを守っているとのこと。すごいですね。

パンダはもともと単独で行動する哺乳類。でも繁殖期にはオスとメスが出会うことになる。オスもメスも11種類の鳴き声を発することができる。そして、発情期には、特定の鳴き声において周波数と構成が変化する。オスとメスも、発情期には、羊鳴きと鳥鳴きの声を発する。メスは羊鳴きを通じてオスを選びし、しかも好みの選択を表現する。オスは、鳥鳴きを通じてメスの発情状態に関する情報を入手し、受胎の最高な状態を把握できる。

パンダを飼育中に繁殖させるうえで、発情、妊娠そして幼獣育成という三段階での障壁をこえなければならない。これを「三難問題」と呼ぶ。

しかし、不思議なことですね。もともと熊で肉食性だったのが、今や竹を主食とするなんて…。世の中不思議な一つだと思います。

早く日本にパンダが戻ってくることをひたすら願いながら読みすすめました。

  (2025年6月刊。2750円)

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