著者:五十嵐貴久、出版社:幻冬舎
井伊直弼が登場します。横恋慕した姫が諾と言わないので、山頂に閉じこめてしまうのです。そこで、津和野藩士が不可能と思われた脱走を試みるというストーリーです。
まさか、という展開が最後まで息をつかせません。スティーブ・マックイーンの『大脱走』を超えるとオビにあります。そこまでは言えませんが、たしかに、この先どうなるのか、ハラハラドキドキさせられることは間違いありません。秋の夜長の気分転換にふさわしい本のひとつです。
安政五年の大脱走

著者:五十嵐貴久、出版社:幻冬舎
井伊直弼が登場します。横恋慕した姫が諾と言わないので、山頂に閉じこめてしまうのです。そこで、津和野藩士が不可能と思われた脱走を試みるというストーリーです。
まさか、という展開が最後まで息をつかせません。スティーブ・マックイーンの『大脱走』を超えるとオビにあります。そこまでは言えませんが、たしかに、この先どうなるのか、ハラハラドキドキさせられることは間違いありません。秋の夜長の気分転換にふさわしい本のひとつです。