著者:青崎康次、出版社:高城書房
九州に生まれ、住んでいる者として、戦国時代に何が九州で起きたのかを知っておきたい。それに役立ち、手軽に読める小説となっている。
松坂城炎上、古処山城始末、響が原異聞、沖田畷戦術録、佐土原館毒殺考。5つの事件が読みやすい小説になって紹介されている。
戦国時代の九州の武士に生きざまを知るきっかけとなる本だ。
2004年10月1日
2004年10月1日
著者:青崎康次、出版社:高城書房
九州に生まれ、住んでいる者として、戦国時代に何が九州で起きたのかを知っておきたい。それに役立ち、手軽に読める小説となっている。
松坂城炎上、古処山城始末、響が原異聞、沖田畷戦術録、佐土原館毒殺考。5つの事件が読みやすい小説になって紹介されている。
戦国時代の九州の武士に生きざまを知るきっかけとなる本だ。
2004年10月1日
著者:岡村秀典、出版社:講談社
中国最古の王朝、夏王朝が実在していたことが紹介されています。
殷に滅ぼされたという夏王朝は、果たして実在していたのか。永らく疑問視されていましたが、遺跡の発掘がすすみ、考古学によってその存在が裏づけられています。夏王朝のはじまりは前2070年、夏王朝から殷王朝への交代は前1600年という説が紹介されています。なんと、今から4000年も前のことになります。恐竜時代の1億年とかいうのと比べると、わずか4千年ですが、200年前の江戸時代を大昔と考える感覚からすると、チョー大昔すぎて言葉が見つからないことになります。
発掘された遺跡によると、夏人は焼き肉を好んでいたが、次の殷人は煮た肉を好んでいたというのです。面白い違いだと思いました。
2004年10月1日
著者:藤沢周平、出版社:文春文庫
私の敬愛する山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』に続く時代劇映画をつくった。その原作となった短編小説集。
いずれも、藩内部の権力闘争を背景として、武士の日常生活が細やかに描かれるなかで剣士の秘術を尽くして闘う状況が描かれている。さすが藤沢周平だと感心しながら、上京する車中と機中で読み耽った。
2004年10月1日
著者:A・H・Z・カー、出版社:昌文社
1950年代のアメリカ政治経済学者によるミステリー短編集です。
「もし神がいるのなら、おれを殺してみろ」と作家が叫んだとき、銃声が鳴りひびいて、その作家は殺されてしまう。捕まった犯人は「声」に命じられただけとくり返すうちに、全国から助命、嘆願の声が殺到する。果たして犯人に責任はあるのか・・・。
読ませるミステリーが、最後にきちんと謎ときされて載っています。なるほど、こんなトリックだったのかと感心して読んでしまいました。
2004年10月1日
著者:香山リカ、出版社:講談社
わが家にも就職を先送りしている人間が若干いるので、他人事(ひとごと)ではありません。私自身は、会社に就職したら思想の変質を迫られそうで恐怖心を感じ、そのため資格試験としての司法試験へ逃げこみました。
現在は、新卒の就職者の3割が3年以内に自己都合で早期離職する時代だ。職業決定を先延ばしにして当面のところは考えたくないという「猶予」と、努力をしない安易な決定である「安直」にあたるものはアメリカではみられず、これらは日本に特有の職業決定態度である。
現実の私のまわりには、就職したくても不況のために仕事がないという若者がゴロゴロしています。そんななかの1人は、パチプロみたいに、朝から夕方まで毎日パチンコ店でスロットマシーンにうちこんでいます。これで月に10万円から20万円稼ぐのですから、これも立派な「職業」かもしれないとつい思ってしまいます。いけない、いけない・・・。