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海のへんな生きものと暮らす僕

(霧山昴) 

著者 森滝丈也 、 出版 カンゼン

トバスイ、鳥羽水族館(飼育員として)に勤める著者の面白い希少生物発見記です。

トバスイは、飼育種数日本一を誇っています。なんと、1200種の生きものを飼育し展示しているとのこと。

著者は、熊野灘の(十数年、)底引き網漁船に年6回も 70回も乗船し、水深300メートルの底引き網の成果物をいただいているとのこと。結果発見した新種は40種。すごいことです。

水底無脊椎動物が主なターゲット。水族館の生きものの9割以上は無脊椎動物が占めている。

5年以上何も食べなくても生きていたことで有名になったのはダイオウグソクムシ。

入館して482日に50グラムのマアジを1匹食べたあと、5年以上もエサを食べずに生き続けた。恐らく、この5年あまりじっと動かなかったのだと思います。それにしても、驚かされます。生きているのか死んだのか、動かないなら外からは分かりにくいと思うのですが…、どうやって生死を見分けるのでしょうか。

「へんないきもの研究所」がオープンしたのは、2013年7月のこと。

ダイオウグソクムシはダンゴムシの仲間。深海に生息している世界最大のダンゴムシの仲間。ダイオウグソクムシは、大きいものは50センチほどの体長がある。体重は1キログラム以上。雑食性で、食いだめができるので、飢餓に強い。

ウニは、恐竜よりも前、5億年前から存在する。北アメリカ太平洋岸に生息している。

アメリカオオムラサキウニの大型のウニは、100年以上も生きる。

アンモナイトの先祖がオウムガイ。アンモナイトは化石の代表みたいなもの。オウムガイの祖先は発達したレンズ眼をもっていたが、なんらかの理由でそれを放棄した。

好きな人は、一日中、珍魚たちを見ていても、きっと飽きないのでしょうね…。

人間社会にも「変な人」はたくさんいます。弁護士はその観察のできる面白い職業です。

(2026年7月刊。1980円)

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