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歳時記を生きる

カテゴリー:未分類

著者:岸本葉子
 季節の移り変わりっていいなぁ。先月はブーツと桃、今月は手袋と栗、来月は・・と食欲と物欲があると1年なんてあっとう間だわ(笑)。いえいえ、9月といえば中秋の名月、風流な心も忘れてませんから。

脳みその研究

カテゴリー:未分類

著者:阿刀田高
 この方の作品はどれも必ず「へぇ〜〜〜」と思うあり。知識人阿刀田ワールド・・・それは頭の中で繰り広げられるミラクルくるくる・・です。

おどろき箱1

カテゴリー:未分類

著者:阿刀田高
 箱をあける瞬間ってわくわく・・例え中身がわかっていたとしても、なんとなく「おぉ〜」って気になる。阿刀田ワールドの素敵な箱に入ったファンタジーです。

革命的左翼という擬制

カテゴリー:未分類

著者:小野田襄二、出版社:白順社
 反帝・反スターリンとか革共同といっても、今の若者にはチンプンカンプンの言葉だろう。私より10歳年長の著者は革共同の指導部にいて、その後、運動から離れて予備校講師として生きてきたようだ。もちろん、私は面識がない。
 新左翼内部の人脈と路線闘争の内情が著者個人の視点で描かれていて、全体像はつかめないものの、その断片は理解できる。福岡では最近まで革労協内部の内ゲバで死者が出たりしていて、「新左翼」と称する古い団体がまだ生存していることに驚かされる。
 30年前までの学生運動の内情の一端を証言する本として読んでみた。

写説・坂の上の雲

カテゴリー:未分類

著者:谷沢永一、出版社:ビジネス社
 司馬遼太郎の『坂の上の雲』は文春文庫で8冊になる長編小説。この本は日露戦争について写真とあらすじだけで迫ったもの。実は、秋山好古が大将となったとき、その副官として私の母の異母姉の夫(中村次喜蔵、のちに中将)がつかえたことを知って、さらに親近感を覚えたという私的な事情がある。
 秋山好古(よしふる)は、日露戦争のとき、世界最強の騎兵とうたわれていたロシアのコサック騎兵軍団をうち破って高名をはせた。明治20年から5年間フランスに留学して騎兵として学んでいもいる。日本海海戦で東郷平八郎大将の作戦参謀として有名な秋山真之(さねゆき)は好古の実弟。
 秋山好古は陸軍大将で退位したあとは故郷の松山に戻って、私立の中学校(今の高校)の校長をつとめた。福沢諭吉を尊敬し、子どもたちも慶応に入れて普通の市民にしたという。

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