著者:郷司正巳、出版社:親泉社
ベトナムの漁民の生活を撮った写真集です。でも、ひと味ちがうのは、一寸法師の舟を狙ったカメラマンによる写真集だということです。
丈で編んだだけの直径2メートルほどの丸い舟に乗って海上で漁をしているなんて、写真を見るまで、とても信じられません。でも、たしかに一寸法師のお椀の舟は現代ベトナムに現存するのです。日本にも昔、漂着してきたこともあったのでしょう。
一寸法師って、平安時代のお話だったでしょうか・・・。
2004年1月1日
2004年1月1日
著者:郷司正巳、出版社:親泉社
ベトナムの漁民の生活を撮った写真集です。でも、ひと味ちがうのは、一寸法師の舟を狙ったカメラマンによる写真集だということです。
丈で編んだだけの直径2メートルほどの丸い舟に乗って海上で漁をしているなんて、写真を見るまで、とても信じられません。でも、たしかに一寸法師のお椀の舟は現代ベトナムに現存するのです。日本にも昔、漂着してきたこともあったのでしょう。
一寸法師って、平安時代のお話だったでしょうか・・・。
2004年1月1日
著者:池内了、出版社:新書館
2年前(2001年4月末)、アメリカの民間人(60歳)が宇宙観光に出かけました。その代金は、なんと20億円。ロシアの小遣い稼ぎと言われました。アメリカのスペースシャトルで宇宙ステーションに行き、1週間滞在して戻ってくるのに10
00億円かかるそうです。1回のフライトは5人が定員なので、1人200億円かかることになります。20億円を支払った60歳のアメリカ人は簡単な訓練だけで出かけたため、飛行中ずっと激しい胃の痛みに苦しんだそうです。
木星の衛星エウロパには水があり、有機分子と地熱があることがわかっていて、生命が誕生しうる環境とのことです。果たして、地球外にも生命体はいるのでしょうか・・・。たまには、こんなことも考えてみたいものです。
2004年1月1日
著者:クレイグ・マクラクラン、出版社:小学館
日本語ペラペラの長身のニュージーランド人が四国八十八ヶ所を外人お遍路さんとして歩いてまわった記録。
広島の佐々木猛也弁護士(福岡のささきかおり弁護士の父親)は、少しずつお遍路さんをしていると事務所ニュースに書いていた。テクテク1人で、何かしら考えさせられることがあるとは思う。それでも、歩き疲れて、今晩どこに泊まるのかそのつど心配しなくてはいけないなんて・・・。小学校のプールでひと泳ぎし、お寺の境内で蚊と一晩中たたかいながら寝袋にくるまって寝るなんて、軟弱な私にはとてもできそうもない。やっぱり日本語のできる変なガイジンは偉い。
2004年1月1日
著者:吉村作治、出版社:青春出版社
ピラミッドは王の墓ではないし、奴隷がつくったものではない。本当か?
公共事業説っていうのがあって、それが最近の有力説だなんて、信じられない。ナイル川が年に1回氾濫する。その氾濫期の夏の4ヶ月間は、農民は何もすることがない。そこで、公共事業としてピラミッドをつくり、人々に生きる目的をもたせた。
王のためのピラミッドを建設する手伝いをすることで、王とともにあの世に行ける、永遠の生を授けられるという人生の目的をもらった。だから、人々は喜んでピラミッドをつくる事業に参加した。そして、給与として国に残した父母や妻子に食べ物を与
えられた。もちろん参加した本人もアゴアシ付き。
ふーん、そうなのか・・・。それだったら、ますますすごい、エジプトのピラミッドって・・・。
2004年1月1日
著者:芥川仁、出版社:北斗出版
心を豊かにしてくれる、実に爽やな写真集だ。
私は、残念なことに、まだ椎葉村に行ったことがない。その椎葉村の自然豊かな情景が活写され、自然とともに生きる村の人の生活が紹介されている。
1965年当時、小学校に120人の生徒がいた。今は、全校生徒7人。赤団4人、白団3人で、応援合戦を華々しく繰り広げる。公民館と合同の運動会だ。
椎葉村の誕生祝い金は、1人なんと100万円。ただし、4人目、5年間は村内に住むことという条件がついている。1人目と2人目は10万円、3人目は50万円。
干しタケノコが特産というのに驚いた。シイタケ、和牛、木材のどれもが価格低迷で行きづまっているなかの特産物だ。
椎葉村では14歳で立志式がある。自然を愛し、人間を大切にする村だ。ぜひ一度は行ってみたい。