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トキオ

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著者:東野圭吾\\n 東野圭吾崇拝者としては特にお薦めです。本当に面白いです。自分の人生を嘆いている、悲観的になっている時にぜひどうぞ。「あんたの人生のカードは決して悪くないよ」この言葉がじんじんきます。

万華鏡をのぞいたら

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著者:黒川博信、出版社:花伝社
  四国新聞に毎週連載されていたものを本にしたものです。
  外国語大学を卒業し、商社で5年間働いたあと、著者は日本を出て世界一周ひとり旅に出かけました。まさにバックパッカーです。その経験をふまえた『バックパッカーはインドをめざす』(集英社)などの本があります。
3年かけて世界を旅行し、郷里の香川県に帰って、今は塾を営んでいます。
  純真な子ども心を今も喪っていないんだな。そう思わせる短いエッセーが満載されています。語学ができるって、本当にうらやましいですよね。私はフランス語をあきらめず続けています。日常会話のレベルを脱して、思想を語れるようになるのが目標です。

大衆文芸評判記

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著:三田村鳶魚、出版社:中央公論社
 図書館から借りて読みました。1976年発行の三田村鳶魚全集の一冊です。
  三田村鳶魚は江戸時代に詳しく、時代考証の第一人者でした。有名作家の評判の時代小説が史実に反するとしてバッタバッタと切り捨てられていく様子は、むしろ痛快感を与えるほどのすごさです。なるほど、ちっとも知らなかったー・・・、という話のオンパレードです。
  大仏次郎の『赤穂浪士』について、吉良が小姓の差し出す長い煙管(きせる)を受けとって自分で火皿に煙草を詰めて煙草をのんだと書いてあるが、吉良のような大名もどきの高い地位にいた人物が煙草を自分で詰めてスパスパやるなんて、とてもありえないことだと批判しています。
  吉川英治の『宮本武蔵』については、慶長のころにソバはまだなかったし、茶碗もなかったと批判しています。ここらあたりになると、そうなのかなあ、と思うしかありません。ともかく、江戸時代の日常生活の細かい移り変わりにまで精通しているのには驚くばかりです。時代考証の参考書として読んでみて、先人のすごさに敬服してしまいました。

いま、法曹界がおもしろい

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著者:坂和章平、出版社:民事法研究会
 ベテラン弁護士と新米弁護士のコンビで書かれた本、ではない。もうひとり、なんとベテラン事務局長も執筆陣に加わっているので、本に重層的な深味が出ている。事務職員の眼から見たベテラン弁護士の素顔の一端ものぞける。弁護士と法律事務所って、こんな感じで動いているのかと、外部の人にもよく分かる。
  この本はこの4月からスタートした法科大学院生をターゲットとしている。思いたってから、わずか4ヶ月でこれだけの本に仕立てあげる才能はやはり異才と言うべきだろう。
  大学での授業(集中講義)を2冊の本にまとめたのも読んだが、うーん、よく勉強してると感心した。また、映画評まで本にしている。私も映画はつとめて見るようにしているが、ホラー映画のような見たくもない映画は決して見ないので、映画評論家にはなりたくもない。そこを乗りこえている著者を偉いと言うべきか、私にはいささかのためらいがある。
  ともあれ、大阪の名うてのベテラン弁護士が法曹界の実体を分かりやすく紹介している本なので、初心者には一読をおすすめしたい。

アメリカ時代の終わり

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著:F・チャールズ・カプチャン、出版社:NHKブックス
 アメリカ人はインターネットによって情報をふるいにかけ、興味をもつ電子ニューズレターだけを入手し、関心のあるホームページにのみアクセスしている。人々がインターネットを利用する時間が増えるにつれ、旧来のメディアに費やす時間は少なくなる。広範な意見や事実に触れる機会が少なくなることで、より分極化し、よく考えもしない有権者を産み出すことになる危険がある。インターネットによる政治もまた、フェイス・トゥ・フェイスの接触を減少させ、政治の分裂と霧状化を深刻にする。
  Eメールは意見の交換にはなるだろうが、そこには政治対話に活力を与える感情や手振り身振りが欠けている。実際の顔をつきあわせた接触をなくすことで、インターネットは、孤独と社会的孤立を促進し、身体の近接によって培われる新しい関係を欠いた仮想現実ネットワークを拡大させている。
  事態はどんどん悪くなっているようだ。アメリカ人の若い世代は、ほかの世代と比べてより多くの時間をテレビとインターネットに費やしている。こうした個人が成長して、上の世代が亡くなると、市民参加の総量はさらに衰退しそうだ。
  インターネットによって、これまでになく市民は大量の情報を知ることができるようになったという神話がみちあふれています。本当にそうでしょうか。インターネットにのっている情報はテレビで流される娯楽番組と同じで、世論操作の道具にすぎないというと言い過ぎでしょうか?
  私は、もっと生ま身の人間同士のドロドロとしたふれあいがないと、結局、人間として大成しないように思います。小学6年生の女の子がチャットの悪口に怒ってカッターナイフで同級生の女の子の首を切って殺した事件は、このインターネットの仮想現実世界の恐ろしさを象徴しているような気がしてなりませんでした。

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