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カテゴリー: アメリカ

TPPの仮面を剥ぐ

カテゴリー:アメリカ

著者   ジェーン・ケルシー   、 出版   農文協  
 ニュージーランド・オーストラリアにTPPが導入されてどうなったのか、ニュージーランドの大学教授が怒りを込めて告発しています。
 TPPは通常の自由貿易交渉ではない。TPP交渉は例外的なものだ。自由な世界市場というものが馬鹿げたものであることを率直に非難してきた当の政治指導者によって、10年間でもっとも野心的な自由貿易のプロジェクトが促進され、矛盾がいっそう増加している。
 バラク・オバマは大統領になる前(2008年8月)、市場モデルの非人間性を次のようにこきおろした。
 「20年以上にわたって、共和党員はもっとも金持ちの人間にもっともっと与えよ、そして繁栄が他のあらゆる人々に滴り落ちることを期待しようという、古い、信用の失われた共和党の哲学に賛同してきた。あなたは自分自身に頼れ、という。健康保険がない?市場がそれを決める。自分のことは自分で。貧困に生まれた?たとえ頼るべきつまみ革がなくても、自分自身の努力によって脱出を図れ。自分で自分の失敗を背負うべきだ。我々がアメリカを変えるべきときだ。それが私がアメリカ大統領に立候補した理由だ」
 オバマは本当にいいことを言っていましたね。ところが、どうでしょう。大統領になったら、持てる「1%」の方にぐんぐんすり寄っていってしまった気がしてなりません。
 TPPには、たった一つ確実なことがある。アメリカの貿易戦略と交渉上の要求が、交渉の形態と最終的な合意の見通しを決定する。アメリカとの自由貿易交渉の歴史は次のことを明らかに示している。つまり、どんな美辞麗句を並べようとも、アメリカは交渉のなかでアメリカ市場を猛烈に保護する一方で、アメリカに対する譲歩を引き出す手段とみなしている。
 外国からの直接投資を利用した農産物輸出は、やり方が良くないと農村社会の荒廃を招き、農村の貧困と不平等を固定してしまう可能性がある。貧しい農民は農場を追われ、農場所有権の著しい集中を引き起こした。かつての小農地所有者たちは、地方に残って厳しい条件で働く新たな無産階級となったか、それとも都会に移住して、さらなる大きな苦労を負った。
 新たな輸出志向地域の経済基盤の変化は、しばしば単一栽培(モノカルチャー)の拡大を招き、経済的および環境的な危険と犠牲を伴った。
 オバマ政権がサービス輸出の3倍増を目ざしていることは、TPPに対する商業的アプローチを示唆している。アメリカが自由に対して残っている「障壁」を標的にしようと試みていることは、各国政府が時刻のもっともセンシティブなサービスを規制する権限を保護するような各種の壁を、将来的に除去するようにプレッシャーをかけてくるということ。
 TPPは、ほんの手始めに過ぎないだろう。これらの協定には約束を延長し、規則を見直すために契約前から定期的な交渉の新ラウンドが含まれるのが常である。それは、サービス市場を支配する大規模企業(有力なアメリカ企業)によって設計された、そのような企業のためのハイリスク戦略である。これは、民主的支配にとって受け入れがたいコストとなり、社会的な義務の合法的な追及を危うくする。
この本は、このようにTPPの危険性をニュージーランドなどで現実化した問題をふまえて実証的に鋭く告発している本です。とりあえず交渉の場にのぞみ、不利になったら撤退すればいいという考え方があります。しかし、これはごまかしですし、危険です。アメリカの言いなりになって良いことはひとつもありません。
(2011年11月刊。2600円+税)

FBI美術捜査官

カテゴリー:アメリカ

著者   ロバート・K・ウィットマン 、 出版   柏書房
 美術品泥棒は、美術犯罪の技量が盗み自体より売却にあるという事実にたちまち直面する。闇市場において、盗難美術品は公にされている価格10%で出回ることになる。作品が有名なほど売るのは難しい。時間が過ぎるにつれ、泥棒はしびれを切らし、早く厄介払いをしたいと思うようになる。そこで、7500万ドルの値のつく絵を75万ドルでの取引に応じたりする。
 美術品犯罪において、窃盗の9割は内部犯行である。
潜入捜査はチェスに似ている。対象について熟知し、常に相手の一手先二手先を読まなければいけない。最高の潜入捜査官が頼るのは、自分自身の直感にほかならない。こうした技倆は教えられて身につくものではない。天賦の才のない捜査官には潜入は無理だ。友になり、そして裏切るという仕事をこなすには、営業的かつ社交的な才覚に恵まれているか否かにかかわる。
 潜入捜査官には偽の身分が必要になる。ファーストネームはそのまま本名を使うのがベストだ。嘘はできるだけつかないというのが潜入調査の鉄則。嘘をつけば覚えるべきことが増える。覚えるべきことが少なければ、それだけ落ち着いて自然に振る舞える。ラストネームは、平凡でごくありふれていて、インターネットで調べても簡単には特定できないものがいい。
 潜入調査は多くの点で営業とよく似ている。要は、人間の本質を理解することであり、相手の信頼を勝ちとり、そこにつけ込む。友になり、そして裏切るのだ。
 5つのステップがある。ターゲットの見きわめ、自己紹介、ターゲットとの関係の構築、裏切り、帰宅。
 うひゃあ、こんなステップを淡々とこなすなんて、常人にはとてもできませんよね。少なくとも私には、とうてい無理です。
第一印象はきわめて重要だ。相手に対しては、最初から親しみやすい雰囲気をつくっておきたい。何より表情が大切だ。いやがる相手に近づくには、その人物の良い面を見つけて、そこに焦点をあてる。世の中に根っからの悪人はいない。
 潜入調査の最中に不安に感じたら動かないこと。悪党に車に乗るようにいわれて気後れを感じたら、とにかく言い訳を思いついて逃げる。何よりも自分自身が役のなかでくつろぐこと。ミスを犯せば死ぬことになる。
 潜入調査にかかる負担は肉体的にも精神的にも半端なものではない。常に気を張って、ときに事件をかけ持ちするなかで、複数の人格を切り換えるというのは、ストレスがたまる。動きがなく、ひたすら取引を待つ時間となると、なおさらだ。
 FBI捜査官はターゲットと親密になる過ぎないよう、感情をコントロールする訓練を受ける。その理屈は正しい。しかし、感情を抑えこんだり、教科書どおりのやり方では、まともな潜入捜査はできない。自分の本能に従い、人間らしくあること。これが難しく身も心も疲れ果ててしまうときがある。
 誰の手も触れていない原画なら表面は均一のくすんだ光を放つ。手を加えられた絵画は絵の具がむらのある光を放つ。
 前にマフィアに潜入したFBI捜査官の体験記を読みましたが、それこそ命がけでしたし、その潜入を許したマフィアの親分は発覚後すぐに消されてしまったのでした。
それにしても美術品の盗難事件って世界中でよく起きていますよね。
(2011年7月刊。2500円+税)

天空の帝国、インカ

カテゴリー:アメリカ

著者  山本紀夫  、 出版  PHP新書   
 いま、日本人が一番行きたい世界遺産として、マチュ・ピチュ遺跡をふくむインカ帝国がある。
 本当にそうですよね。私も行きたいと思いますが、高山病そして言葉、なによりその遠さに怖じ気づいてしまいます。先日は、大雨で土砂崩れが起きて途中の列車が不通になりましたよね・・・。ですから、私は、本と写真でガマンするつもりです。
 マチュ・ピチュの発見は1911年のこと。いまからちょうど100年前だ。
 マチュ・ピチュは第9代インカ王のパチャクティの私領(郊外の王宮)であることが分かっている。そこに居住していたのは、せいぜい750人ほど。インカ帝国が栄えていたのは、日本でいうと室町時代。インカ帝国はアンデス文明を代表するが、その最盛期は15世紀からわずか100年ほどでしかない。
 アンデス高地の住人は低地に行くのを好まない。低地には蚊がいるし、蛇もいる。肉などの食べ物もすぐに腐り、ハエがいてウジがわく。それにひきかえ、高地は健康地だ。
 インカ帝国にとってきわめて重要な作物が二つある。その一つはトウガラシであり、もう一つはコカである。インカ時代、コカは生産も消費も国家がコントロールしていた。
ジャガイモの起源地はチチカカ湖畔を中心とする中央アンデス高地である。
 インカ時代、トウモロコシは酒をつくる材料として大量に利用されていた。
インカ時代、灌漑技術はすすんでいた。それにスペイン人は驚いていた。そして、インカでは大規模に階段耕作していた。
インカ帝国の生活を大いにしのぶことができる本でした。
 それにしても、もっと近ければ、ぜひ行ってみたいところですよね。
(2011年7月刊。720円+税)

アフガン諜報戦争(上)

カテゴリー:アメリカ

著者    スティーブ・コール 、 出版   白水社
 1980年代後半から1990年代初めにかけて、ソ連占領軍やアフガンの共産主義者と戦う盟友として、アメリカのCIAはマスードとそのイスラム・ゲリラ組織に月20万ドルもの現金および武器などの物資を注ぎ込んでいた。
 そうなんです。今、アメリカが敵とするアフガニスタンのイスラム・ゲリラ組織は、元はと言えばアメリカが大金を注ぎ込んで育成したものなのです。
 1986年、CIAはアフガニスタンの戦場にスティンガー・ミサイルを持ち込んだ。CIAの供給を受けたアフガン反乱軍は、1986年から89年にかけて、スティンガーによって多くのソ連軍ヘリコプターと輸送機を撃墜した。そして、ソ連軍が撤退したあと、テロ組織やイランのような敵対国が出回っているスティンガーを買い付け、アメリカの民間旅客機や軍用機に向けて使うのではないかとCIAは思い悩んだ。
 戦争中、CIAは2500近くのミサイルをアフガン反乱軍に提供した。その多くが反過激派イスラム指導者とつながる司令官たちに渡ってしまっていた。イランも数基を手に入れた。
 そこで、ブッシュ(父)大統領とクリントン大統領は、CIAに対して可能な限りスティンガーを現在の所有者から買い戻すよう命じた。
 1990年代中頃、CIAがスティンガーの買い戻しに支出した金額は、同時期にアメリカ政府の他部局がアフガン人道支援に注いだ総額に匹敵した。スティンガー買い戻しは、空の安全を向上させたかもしれないが、アフガンの町や村を破壊している軍閥に多額の現金を与えることにもなった。
 ウサマ・ビンラディンの父親のムハンマド・ビンラディンは1930年代から40年代にかけて、建設業をつくり上げた。家を建て、道路をつくり、会社やホテルを建設し、サウジ王室との関係をもつくりあげた。ビンラディンは何人もの妻をめとって、50人の子どもをもうけた。
 サウジアラビアのサウド国王そしてファイサル国王のもとで、ビンラディンの建設会社はサウジ有数の請負業者になった。友人であり、事業上のパートナー、政治的盟友だった。
 ファサル国王はムハンマド・ビンラディンを公共事業相に任命した。国王の後援によって、ビンラディン家は王室の明白な支援を手にし、建設事業で数十億ドルの富を確実に得た。
 1992年にアフガニスタン国内に存在した個人用兵器は、インドとパキスタンの合計よりも多かった。過去10年間にアフガニスタンに運び込めれた兵器数は、世界中のどの国より多かったという推定もある。ソ連はアフガニスタン共産革命の当時から、360億ドルから480億ドル相当の軍用物資を送り込んだ。同じ時期にアメリカ、サウジアラビア、中国が送った支援の総額は60億ドルから120億ドル相当だった。
 海外でのCIAのスパイ作戦や準軍事作戦は秘密裡に執行され、アメリカの国内法廷の検討対象にはならない。CIA工作員は、情報収集のために常習的に海外大使館に忍び込んだ。CIAはアメリカの敵の内部情報を得るために、軍閥や人殺しにお金を払った。CIAがこうして集めた情報は、アメリカの法廷では証拠として使えないことが多かった。
 タリバンの軍事力が成長するにつれて、タリバン指導者とサウジアラビアとの接触の幅と深さも成長した。サウジ情報当局は、パキスタンのISIと密接な直接の関係を保っており、ベナジル、ブット文民内閣との接触を省略することができた。
 1996年1月、CIAのテロ対策センターは、ウサマ・ビンラディンを追跡する新しい部門を開設した。CIAは、これまで一人のテロリストのために、こんな編成をしたことはなかった。
 タリバンがカブールを占領したころ、反ソ戦争中にCIAが配布したスティンガー・ミサイル2300発のうち600発が行方不明のままだった。CIA担当者は、イランは100発のスティンガーを買い入れたと推定した。
 売り手が売り惜しみするので、スティンガー・ミサイルは一式で7万ドルから15万ドルまではね上がった。タリバンがカブールを占領したあと、CIAはタリバン指導部からスティンガーを直接買い戻す方針を決めた。当時の相場でCIAがタリバンの所有するスティンガーを全部買い取ると、タリバンは800万ドル近い現金収入を保つはずだった。
 1996年秋に、アメリカがタリバンを味方と見ていたのか敵と見ていたのかは明確ではない。アフガニスタンにおけるアメリカ、とりわけCIAの暗躍がよく描かれています。しかし、アメリカには民衆の平和と安全、福利の向上のためにはどうあるべきかという視点がまったく欠落しています。アメリカはすべてを軍事力に頼ろうとしていますが、それでうまくいくとはとても思えません。
(2011年9月刊。3200円+税)

オバマの戦争

カテゴリー:アメリカ

著者  ボブ・ウッドワード  、 出版  日本経済新聞出版社  
 アメリカのイラク侵略戦争は、まったく間違った戦争でした。たとえフセイン元大統領が圧制をしいたとしても、軍事力によって力づくで抑えこむなんて最低です。おかげで、あたら有為のアメリカ人青年が何千人もイラクで亡くなりましたし、なにより、その何十倍もの罪なきイラク人が殺されてしまいました。
 そして、アフガニスタンへの進出です。アメリカは、いつまで世界の憲兵役を気でるつもりなんでしょうか。軍事力に頼らず、平和外交こそを強めて欲しいものです。ノーベル平和賞が泣きます。そのオバマ大統領も、この本によると、アメリカを抑えこむのには苦労しているようです。軍人というのは、とかく強がりを言いたがり、また、最新兵器を欲しがります。軍人まかせにしておくところ、ろくなことにならないのは、戦前の日本で立証ずみなのですが・・・・。
 取材するとき、先方がオフレコだということがある。他の情報源から同じ情報を得られないときには使ってはいけないということを意味する。ほとんどの場合、他から情報が得られたから使うことができた。なるほど、オフレコって、そういうものなのですね。別に裏付けを取ればいいのですね。
 連邦ビルのなかに、秘密保全措置をほどこした密室がある。枢要区画格納情報施設と呼ばれる。盗聴を防ぐために設計された部屋で、窓はない。監禁部屋のようで、閉所恐怖症を起こしそうになる。そんな部屋になんか入りたくありませんよね。
 パキスタンは、アフガニスタンにおけるアメリカの同盟国だが、表裏がある。嘘は日常茶飯事だ。パキスタン軍の統合情報局(ISI)には、6重ないし7重の人格がそなわっている。
 北朝鮮の指導者たちは狂信的だ。その政権と交渉しようとすると、ブッシュ政権の轍を踏むことになる。交渉、いい逃れ、危機拡大、再交渉のくり返しになる。北朝鮮は口先ばかりで、嘘をつき、危機を拡大させれば、交渉を決裂させると脅し、また交渉しようとする、そういう仕組みになっている。
 アルカイダ幹部を無人機で殺せば、アルカイダの計画・準備・訓練能力に甚大な打撃を与え、テロ対策上は大勝利とみなされる。しかし、無人機による攻撃は戦術的なものであり、戦況全体を変えることにはならない。たとえ大規模空襲を行っても、戦争には勝てないというのは、第二次大戦やベトナム戦争で得た最大の教訓である。
 アフガニスタンのカルザイ首相は、情報によれば、そううつ病と診断されている。気分がころころ変わる。
 アフガニスタン国民のことをアメリカ軍はほとんど理解していないことが分かった。恐怖を広めて威圧するタリバンのプロパガンダが住民にどれほど影響を与えているか、軍には判断できていなかった。
 42カ国の連合軍の兵士たちは、一般のアフガニスタン人と隔離するように造られている基地で生活している。住民との接触が不足しているため、街で何が起きているのか、把握できていない。現地人の通訳をたくさん確保しなければならないが、数十億ドルと兵士十数万人を投入してもなお、十分に確保できていない。
アルカイダは、タリバンに寄生しているヒルだ。タリバンの力が強まれば、ヒルの力も強まる。
タリバンの組織内は決して一枚岩ではなく、いくつものレベルから組織は成り立っている。筋金入りの主義者は上層レベルで5~10%、これは撃滅する必要がある。次が中級で、15~20%。主義に打ち込んでいる理由はさまざま。説得は可能かもしれないが、なんとも言えない。タリバンの70%は下っ端の兵隊であり、食べるための手段だったり、外国人を国外へ追い出せるという理由から参加している。読み書きもきちんとできない教育程度の低い若者たちだ。
 アフガニスタンにとっては、パキスタンの演じる役割が決定的だ。パキスタンがアフガニスタンのタリバンの指導者たちをかくまい、安全地帯を提供しているあいだは、アフガニスタンでの成功は不可能だ。
 アフガニスタンは、イラクより数百倍も困難だ。民族もさまざまなら、文化も多様で、識字率ははるかに低く、地形が険しい。
 アフガニスタン政府が犯罪組織にひとしいことは、アメリカ政府も分かっている。しかし、アメリカ軍は治安を改善し、主導権を取り戻さなければならない。腐敗とアフガニスタンの警察も、鎖の輪のもろい部分だ。アメリカの存在そのものがアフガニスタンに腐敗を招いている。
開発プロジェクトを扱う民間業者は、すべて保護してもらい、道路をつかわせてもらうためにタリバンに賄賂を使っている。つまり、アメリカと、その連合軍のお金がタリバンの資金源になっている。そのため開発、道路の往来、兵員が増えると、タリバンの実入りも増える。
アフガニスタンの警官の80%が読み書きができない。そして、麻薬中毒もあたりまえ・・・・。イラクとは違って、石油などの国家的権益がほとんどからんでいないアフガニスタンは、ブッシュ政権下の8年間なおざりにされ、アフガニスタン戦争は「忘れかけている戦争に」なっていた。
政府が軍人のいいなりになっていいことは一つもないように思います。
(2011年6月刊。2400円+税)

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