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お旗本の家計事情と暮らしの知恵

カテゴリー:未分類

著者:小川恭一、出版社:つくばね舎
 江戸時代には、上司やお世話になる役職者への付届は賄賂ではなく、玄関で礼を言ったり、受取証を書いたりするようなものでした。
 御徒目付組頭(おかちめつけくみがしら)の小野伝左衛門という人は25歳で御徒目付となって、在職45年だったそうです。事情に明るく便利な人で、自分から催促などしなくても、大名や旗本から盆暮れの挨拶品が山のように自宅へ届いていたそうです。それだけの役得があるので、旗本への昇格を断わりとおしたといいます。
 旗本の経済事情を具体的に分かりやすく知ることのできる本です。

縄文の素顔

カテゴリー:未分類

著者:勅使河原彰、出版社:白鳥社
 縄文時代の技術レベルがすごく高いものであったことは写真からも明らかです。
 私は青森県の三内丸山遺跡にも見学に行ったことがありますが、直径1メートルもの巨大なクリの木でできた柱が6本もありました。現代のレベルからみても、すごい巨大建築物です。佐賀県の吉野ヶ里遺跡に昨夏ひさしぶりに行ってきましたが、双璧です。
 縄文人は、15歳までの生存率40%、0歳児の平均余命は男女とも15歳、15歳まで生きても平均寿命は31歳と短命でした。「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶の見事さ、土製滑車形耳飾りの精巧な透かし彫り、櫛やヘアピンなど、現代でも立派に通用する斬新なデザインです。決して縄文人を野蛮人などと思ってはいけません。

妊娠力

カテゴリー:未分類

著者:放生勲、出版社:主婦と生活社
 不妊治療を受けようと考えている人に参考になる本です。赤ちゃんは天からの贈りものです。私の知人にも結婚して8年間、子どもができなかったところ、翌年、ふたごが生まれたという人がいます。
 妊娠力が高まるセックスライフも紹介されています。セックスの回数は多い方が妊娠しやすいそうです。精子が薄くなるのを心配する必要はないのです。体外受精のための精液は、わざわざ1時間おいて2回目に採取した精子を利用することもあるそうです。それは、後の方が精子の運動率がよいからです。
 前向きの思考の人のほうが妊娠しやすい。リラックスすることが妊娠につながる。インターネットの前に座る時間と不妊度は正比例の関係にある。たしかに、インターネット上の情報は表層的なものが多く、本当に私たちに必要な情報はなかなか見つかりません。
 体外受精1回あたり40万円ほどの医療費がかかるそうです。そんな大金をかける前にライフスタイルを見直そうという提言です。

明るいガン治療

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著者:植松稔、出版社:三省堂
 「がんなら、切る」は、もうやめようというコピーがオビに書かれています。では、どうするの? 放射線治療です。多次元ピンポイント照射で治った実例が写真つきで示されています。
 ガンとは、ひとくくりになどとてもできない、多様な疾患群の総称。分裂速度の遅いガンでは、転移があるのに何年も元気にしている患者も珍しくない。一人ひとりのガンは、ガン細胞の分裂の速さ、浸潤や転移の度合い、患者の年齢や全身状態、選んだ治療法の適切さや身体的負担の強弱などの要素がからみあって、ガンの経過と結果が決まる。だから、ガン治療の選択も従来の画一的な常識にとらわれない柔軟な発想が求められている。それなりに確率された治療法のある早期ガンと違って、転移ガンに対する治療は、原則としてすべて手探りで、標準治療などない。
 だから、転移による切迫した症状がないなら、あわてて治療に走るのは賢明ではない。治療しなければ長期間元気でいられたはずの患者が、治療の副作用で短期間のうちに状態を悪くしてしまう。やらなくてもよかった治療で副作用に悩まされることもある。つらい治療を受けた人が必ずしも良い結果を得ているとは限らない。つらい治療は患者の体力を確実に消耗させる。できれば、治療しないで主治医とともに経過観察してみるのもよい。
 がん治療のことは良く分かりませんが、なかなか考えさせられる提言だと思いました。

おい、ブッシュ、世界を返せ

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著者:マイケル・ムーア、出版社:アーティストハウス
 『アホでマヌケなアメリカ白人』(柏書房)に続く第2弾です。鋭い舌鋒でブッシュ大統領を追求していく様が小気味よく、胸がスーッとしてきます。マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』も考えさせる、いい映画でした。
 ブッシュ一族は、ビン・ラディン一族とビジネス上の深い関係があり、あの9.11の数日後にビン・ラディン族一族24人をアメリカから緊急出国させたなんて、とても信じがたい話です。
 イラクに大量破壊兵器なるものがなかったことはアメリカ占領後、半年間かけて念入りに捜索したCIAの責任者が明言したところです。では、アメリカのイラク侵攻はいったい何を根拠としたものだったのでしょうか?間違いはただされなければなりません。日本政府もイラクへ自衛隊を派遣する前に、はっきりした声明を出す責任があると思います。
 キューバにあるアメリカのグアンタナモ基地には、アフガン戦争で捕らえられた捕虜680人が今も収容されています。弁護士もつかず、裁判にかけられることもなく、無期限の収容なのです。本当にアメリカは無法な国だと思います。
 ところで、アメリカには「死んだ小作人の保険金」とか「死んだ門番の保険金」と呼ばれるものがあることを知りました。企業が従業員にこっそり生命保険をかけていて、従業員が死んだら会社が高額の保険金を受けとるという、日本でも問題になっているものです。会社が従業員の死によって不当にもうけるのは許せないことだと思います。従業員の遺族に渡すべきお金だと私は思います。日本の裁判所も、最近は少しずつ理解を示してはいますが、まだまだ会社の利益を優先させる考えが根強いようです。

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