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変わる韓国

カテゴリー:未分類

著者:面川誠、出版社:新日本出版社
 近くて遠い国がお隣の韓国です。韓国の廬武鉉大統領は人権派弁護士です。いつのまにか韓国は「反共の国」から変わったようです。といっても、韓国はイラクへ軍隊を送っています。アメリカとの関係で対等の地位を築きたいと努力しつつ、投資家のために対米トラブルを避けるとの現実的配慮からなされたイラク派兵でした。廬大統領の支持基盤がこぞってイラク派兵に反対していることから苦渋の選択だったと思い
ます。
 韓国を変えているのは20代、30代の青年のように思います。2年間の徴兵制があっても、韓国の青年は健全だし、行動力を喪っていないようです。
 ひるがえって、日本の20代、30代の青年に、このような元気というか行動力があるのか、団塊オジサンとしてはいささか心配になりました。 いかがでしょうか・・・。

野中広務── 差別と権力

カテゴリー:未分類

著者:魚住昭、出版社:講談社
 野中広務というと、そのイカツイ顔からも、いかにも権謀術数を駆使する政治屋としか思えず、好きではありませんでした。この本を読むと、その政治家としての複雑な生きざまの根源が少し分かる気がします。
 ところで、私がこの本を読んで、もっとも腹がたって仕方がなかったのは、麻生太郎総務庁長官の発言でした。
 「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」
 麻生事務所によると、これは「地元・福岡の炭鉱にからむ被差別部落問題についての発言が誤解されて伝わったものだ」ということですが、それでは弁明にもなりません。これでは、部落差別をなくしましょうという政府のキャンペーンなんて、いかにもそらぞらしいものです。
 野中広務は、部落解放同盟の全国集会で「私も部落に生まれた一人です」と公然と名乗っています。しかし、差別をバネとして権力の中枢に喰いこんでいくわけです。ところが、同時に、野中広務は京都の蜷川革新政府を支えた時期があったり、決して一筋縄ではいきません。機を見る敏な政治家(屋)なのです。そして結局、今の小泉首相との権力闘争に敗れ、政界を引退してしまいます。
 人間とは、かくも複雑な生きものなのか。政治家のオモテとウラを考える格好の材料になる本です。

攻撃計画

カテゴリー:未分類

著者:ボブ・ウッドワード、出版社:日本経済新聞社
 マイケル・ムーア監督の映画『華氏9.11』を見ました。圧巻だったのは、9.11直後、小学校の教室にいるブッシュのいかにも間抜けな表情です。知性のかけらもうかがえません。ブッシュが自分と自分につらなる一族そして取り巻きの上流社会の利益しか考えていないことがよく分かる衝撃的な映画でした。小泉首相は、あんなプロパガンダ映画は見る必要ないと語ったようですが、顔を洗ってじっくり見てほしいと思いました。
 ブッシュのイラク戦争というサブタイトルのついた本です。ホワイトハウス内のさまざまな人間模様が描かれ、イラク戦争へアメリカがつきすすんでいく過程が刻明に描かれています。イラク内にアメリカ(CIA)が雇ったスパイがいて、フセインの居住を通報してくると、直ちにトマホークを出動させるという場面が出てきます。フセイン政権が内部崩壊していた証明でもある気がします。ブッシュとパウエルの矛盾もあったようですが、ともかく戦争へやみくもにつっ走っていくブッシュと軍部の怖さを実感しました。
 映画館が久しぶりに満席でした。日本人もまだ捨てたものではないなと思いました。

始皇帝陵と兵馬俑

カテゴリー:未分類

著者:鶴間和幸、出版社:講談社学術文庫
 この夏、10日間ほど中国を旅行し、西安にも行ってきました。2度目でしたが、兵馬俑を見るのが楽しみでした。
 じりじり焼けつくすような快晴の日でした。兵馬俑博物館の1号館は兵馬俑6,000体が並び埋もれている広大な展示場です。現地に立つと、ただただ圧倒され、声も出ません。大勢の中国人観光客が来ていましたが、オオーッという喊声のあと言葉にならないのは私たちと同じです。兵馬俑とは、実物大の兵士の焼き物のことです。紀元前247年に即位した秦王政がつくらせたのですから、まさに2000年以上も前につくられたものです。一体一体が手づくりで、しかも写実的です。当時は彩色されていたようですから、6000体の兵馬俑は壮観だったでしょう。
 兵士だけでなく、文官や力士なども俑としてつくられています。膨大な人々が兵馬俑をつくるのに駆り出されていたのでしょうが、ともかく貴重な世界遺跡であることは間違いありません。コンピューターグラフィックで全体像を推定復元し、広く公開してほしいものだとつくづく思いました。

人類の月面着陸は無かったろう論

カテゴリー:未分類

著者:副島隆彦、出版社:徳間書店
 アメリカのアポロ宇宙船は月に着陸して人間が歩いたというのは定説です。私の夏の夜の楽しみは望遠鏡で月面を眺めることです。寝る前のひととき、ベランダに出て望遠鏡で月をじっくり見るのです。暑くほてった身体を冷やすという現実的な効果も
あるのですが、それ以上に、ケプラーが決して見ることのできなかったであろう月面のあばただらけの表情を観察すると、人類の存在がいかにちっぽけであるか、人々のトラブル解決を主とする日々の営みがたいしたことでもないと思えてきて、気が休まります。
 それはともかく、この本はアメリカのアポロ船は月面着陸していなかったというものです。前に似たような表題の本を読みましたが、もっと徹底しています。そんなこと今さらどうだっていいんじゃないの。こんな反応をした人が身近にいましたが、私は決してそうは思いません。人類の到達点を知りたいと思いますし、何より、騙されていたのかどうかは絶対に知りたいと思います。
 月面着陸したアポロ船が月に置いてきたものがあるはずですから、それを人工衛星の写真で証明すれば、たちどころに解決してしまう問題です。きわめて簡単のように思うのですが、実はまったくなされていません。では、アポロが月から持ち帰ってきた月の石は、なんと、今までその科学的分析は公表されていないというのです。では何だったのか?
 アメリカがソ連に追いつき追いこしたことを「証明」するために映像をつくっただけだというのです。だから、どの場面にも背景に星が見えず、同じような地形しかありません。星が見えたら、それによって位置が分析できます。地形はアメリカの砂漠だというのです。
 真空なのにアメリカの国旗が風で揺れているなんてありえないと指摘されています。私は、そのビデオを見ていませんが、たしかに疑問だらけです。「知の巨人」としてもてはやされている立花隆は、CIAの手先であり、CIAの騙しの片棒をかついでいると糾弾されています。ああ、私も真実が知りたい・・・!

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