著者:関野吉晴、出版社:知恵の森文庫
著者は法学部を出て、医者になった人です。大学時代にアマゾン川流域を下ったなんてすごい。私の1歳下ですが、とても真似できません。世界中をわたり歩いて、自分の眼で「原住民」の心豊かな生活を私たち「文明人」に伝えようとしています。
金もうけしたら何をしたいか?その答えは、ゆっくりのんびり家族と語らいながら過ごしたい。それなら、もう自分たちは実現している。そう「原住民」が問いかけます。いや違う。それじゃない。そのように私たち「文明人」は言えるのでしょうか?
人生と自然と深く考えさせられるギッシリ重たい文庫本です。
グレートジャーニー・原住民の知恵
