著者 岩合 光昭 、 出版 朝日新聞出版
思わず笑ってしまったりする、楽しい写真集です。さすが、プロのカメラマンによるものですから動物の表情がとても豊かです。
トップにあるのは、ご存知の旭山動物園です。私も行ったことがあります。豪快なホッキョクグマの泳ぎに圧倒され、地上17メートルの高さの綱渡りをするオランウータンも見ました。そして、例のペンギンです。残念ながら、冬ではなかったのでペンギンたちの行進をみることはできませんでした。
パンダは上野動物園で昔みたことがあります。和歌山の動物園にはぜひ行ってみたいものです。
沖縄の美ら(ちゅら)海(うみ)水族館は、スケールの大きさに息を呑みます。ジンベエザメの泳ぐ姿をみていると、海中で遭遇したときの恐怖感を想像してしまいます。
まだ行ったことのない動物園や水族館が全国に、こんなにあるのかと思うと、まだまだ時間を見つけて行かなくてはと、ひそかに決意したのでした。
人の印象って、画像が流れていくビデオよりも瞬間を止めた「写真」のほうが記憶に長く残るもの。
そうなんです。だから、私は「写真」派なのです。一覧性がありますしね・・・。
(2013年4月刊。1400円+税)
岩合光昭と動物園・水族館を歩く
生物

