著者:ギャヴィン・メンジーズ、出版社:ソニー・マガジンズ
1421年3月3日。明の永楽帝は鄭和を司令官として、各国の使節を送り返す役目も担う大艦隊を送り出した。100隻、乗組員2万7000人。宝船は長さ140メートル、幅58メートル。宝船1隻で2000トンの積荷を運び、マラッカへ5週間、ペルシャ湾のホルムズへ12週間で着いた。
中国人は壊血病の危険と予防法も知っていた。ライム、レモン、みかん、ザボン、ココヤシがたっぷり積みこまれ、桶のなかでは1年中もやしを栽培していた。
この本で、著者は、この中国艦隊が南アフリカもオーストラリアも、カリブ海も、そして北アメリカ大陸にも上陸していたと主張しています。DNAを含めて、証拠はたくさん残っているというのです。なるほど、コロンブスの「発見」より中国人の方が早かったかもしれないな。私も、そう思いました。ポルトガルの前に、中国人が海外で大活躍していたことは争いのない事実なのですから・・・。
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