著者:ディヴィッド・ローゼンフェルト、出版社:文春文庫
アメリカの法廷ミステリーはなかなか読ませるものが多いのですが、これも面白く読み通しました。ただし、弁護士が書いたものではありません。著者の前職は映画のプロデューサーのようです。
アメリカの支配階級が若いころに過ちをおかしたときにどういう行動をとるのか。
ケネディー一家にもよく似た事件がありました。無実の人間が死刑判決を受け、あと3週間で執行される。それまでに無罪を獲得しようというストーリーです。アメリカの弁護士が使ういろんな手練手管が紹介されています。主人公が浮気をしたり、それが妻にバレたりしながらヨロヨロと展開していく状況が実にアメリカ的です。
ソファーに寝そべりながら読むのに絶好の本です。
弁護士は奇策で勝負する
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