著者:藤本健二、出版社:扶桑社
金正日氏のお抱え料理人として13年間仕えていたという日本人調理士が金正日氏の私生活を暴いた本です。これを読んだら北朝鮮の政治の動向が分かるというものではありません。それより、金正日氏一家などの支配階級の日常生活について、調理人の眼を通して、その一端が図や写真つきで開設されているところに、この本の面白さがあります。招待所の内部の配置図がきわめて詳細です。やはり現場を見た人だからこそ、と私は思いました。
著者は金正日氏に個人的に可愛がられたため、人間としては今も大変な愛着をもっているようです。
北朝鮮の招待所って、どんなところなのかな、と思う人には参考になります。
金正日の私生活
未分類

