著者:吉沢博子、出版社:千早書房
マイナス40度の世界。ただ寒いというより、痛いほどの寒さだろうと想像する。冬でもぬくぬくとした布団にしか寝れない私には、とても耐えられそうにもない。それでも、妖しげに輝くオーロラを一度は見たい気もする。怖いもの見たさ、の心境だ。
アザラシの生ま肉を食べる。広場でアザラシが解体される。人々が一斉に群らがって手づかみで肉を食べはじめる。弾力があって、プリプリした肉だ。ちょうど新鮮な馬肉を食べる感覚、という。うーん、美味しそう・・・。
カナダの極北地帯に3泊したら、オーロラを見れる確率は80%以上。うーん、どうしよう。頭をかかえてしまう。ハムレットの心境だ。行くべきか、行かざるべきか。
カナダ、オーロラ紀行
