著者:唐沢孝一、出版社:全国農村教育出版
毎朝、庭に出てキジバトにエサをやります。キジバトは麻の実が大好物で、ヒエ・アワより先についばみ始めます。スズメはヒエ・アワに群がりますが、ハトに遠慮します。ヒヨドリは、どうも好物ではないようで、寄りつきません。春先にはメジロが桜の花の蜜を吸いに来ます。秋になるとジョウビタキがやってきて、尻尾をチョンチョンと軽く上下に振って挨拶してくれます。私が畑仕事をしているのをじっと見守っていてくれる愛敬のいい小鳥です。モズは甲高い声で鳴きますし、ヒヨドリは我が物顔で庭を闊歩します。
ヒヨドリによく似た小鳥はムクドリです。こちらは同じ灰色系統でも、くっきりとした縦縞があります。春にはウグイスが鳴いてくれますが、姿を見ることはほとんどありません。このほか、ツートンカラーのカササギが近くを巡回しています。カラスはめったにやってきません。庭の木に鳥の巣をかけようと思っていますが、まだ果たせていません。巣をかけたら、どんな鳥が来るか楽しみです。小鳥たちと親しくなるためには絶好の入門書です。
野鳥博士入門
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