著者:トマス・パケナム、出版社:早川書房
地球上には、まだたくさんの巨樹、奇樹、神木が残されている。それを訪れ歩き、写真を撮る。樹齢46000年とか、樹高80メートルとか、いかに人間がちっぽけな存在であるか、写真は雄弁に語っている。
日本のクスノキも神木として紹介されている。いろんな形の樹があるが、なかでも私の目を魅きつけてやまなかったのは、マダカスカルにあるバオバブ・アベニューの日没の写真。夕焼けの鈍い黄金色に20本ほどのバオバブが照り輝いている。まさに息をのむ美しさだ。
地球のすばらしい樹木たち
