著者:小川進、出版社:日経新聞社
ロイヤルティーをとらないフランチャイズ・チェーンがあるのを初めて知りました。それどころか、年間売上げの0.6%がリベートをして加盟店に支払うというのです。もちろん、ここでも契約当初500万円を本部に預けます。しかし、脱退するときには、全額が返されるのです。別に、保証金150万円、月3万円の負担金のみで、売り方の指導が受けられるというフランチャイズもあります。いずれも、消費者に衝動買いをさせるような品ぞろえと売場のつくり方が指導されます。返品しない問屋というのもあるそうです。この本を読むと、商売の奥義は底深いものがあるとつくづく思いました。
稼ぐ仕組み
