著者:東野圭吾\n 実はエッセイを読むのは初めてだったのですが、それはそれは楽しく読ませて頂きました。崇拝者としては、ただもうひれ伏すばかりです(笑)。「変幻自在の作家」東野圭吾は天才だ。間違いない。
2004年8月1日
2004年8月1日
著者:東野圭吾\n 実はエッセイを読むのは初めてだったのですが、それはそれは楽しく読ませて頂きました。崇拝者としては、ただもうひれ伏すばかりです(笑)。「変幻自在の作家」東野圭吾は天才だ。間違いない。
2004年8月1日
著者:森村誠一
「上と比べてはいけない。下を見るんだ。上には見栄や贅沢がやあらゆる悪徳が棲んでいる。それを見倣ってはいけない。下には努力と忍従と壮美がある」この言葉をどう受け止めますか・・・「身の程」を知っている人は意外と少ない。
2004年7月1日
著者:菅原郁夫、出版社:商事法務
私はときどき法律相談で大失敗をしてしまいます。相談者の期待に反した答えをしたから怒られたのではありません。私の言い方に腹を立てたのです。自分でも分かりました。いかにも相手を突き放した口調で、冷たく「そんなこと認められませんよ」みたいに言い放ったのです。一方の私は、こんなことを言ったら相手は怒るだろうなと思いつつ、もう一方の私が、ダメなものはダメなんだからキッパリ言ってやった方が相談相手のためにもなるんだと思ったのです。私は、くり返しダメな理由を説明したのだから、自分への慰謝料のようなつもりで、相談料5千円を当然のように請求しました。相談にきた女性(みな女性でした)は怒りました。あとで怒りと非難にみちた手紙を送ってきた女性がいます。私も、そのときには反省する心をとり戻していましたから、それなりに丁寧にお詫びの言葉を書き、相談料5千円を同封して返しました。
この本は弁護士が相談者に対していかに接すべきか、基本を説いています。
相手の心情に対して弁護士も共感を示す。質問は決して糾弾的になってはならない。できるだけゆっくりとした口調で、短く区切った質問をする方が効果的だ。法律相談でカウンセリング的対応をするためには、共感、受容、傾聴の3要素が重視される。相談者と弁護士という二人の人生が相談室で出会うと考えるべきだ。そこで弁護士は、相談者の人生の悩みや紛争を通して間接経験として学ばせていただいているという謙虚さが求められる。
やはり、ときどき初心というか原点に帰ることが大切だと改めて思いました。
2004年7月1日
著:山階鳥類研究所、出版社:日本実業出版社
わが家の庭の常連は、キジバト、スズメそしてヒヨドリです。たまにカササギそれにジョウビタキがやってきて、メジロやツグミもときどき顔を見せます。春先にサクランボの実が赤く熟れていたときには、カワラヒワが30羽ほど群がってやってきました。スズメの大きさですが、背に黄色い帯があり、くちばしが肌色なので、スズメと間違えることはありません。下の田には白いチュウサギがじっと止まってカエルを狙っているのをよく見かけます。散歩の途中の小川にマガモが1羽ひそんでいたのには驚きました。下流の方で、橋の上からさかんにパンくずを投げている人々を見かけましたが、マガモにエサを与えていたのです。
ツバメが4月に入ったとたんに路上を低く飛ぶのを見かけました。冬のあいだはどこにツバメはすんでいるのか不思議に思っていました。フィリピンやタイで冬を過ごしていることを、この本で知りました。2週間で2000キロも移動するというのですから、すごい速さです。
鳥は小便をしません。そのかわり、ほとんど水を飲まず、食物中の水中だけで生きています。鳥の生態を知れば知るほど、良くできているものだと感心します。
オシドリ夫婦は、実は浮気もの同士で、オスは、他のオスと浮気をしないようにメスに寄りそってガードしているだけ、というのです。オスは子育てにまったく関わりません。
羽があって自由に空を飛べたら、どんなに気持ちがいいだろう。子どものころから私はずっと夢見てきました。
2004年7月1日
著者:鷲尾賢也、出版社:トランスビュー
講談社現代新書の編集長をつとめた著者が編集とは何かを語った本です。モノカキ兼編集のプロを自称する私にとっても大変勉強になったことをまずもって告白しておきます。
1970年ころ、出版産業はパチンコ業界と肩を並べていたそうです(ホンマかいな・・・?)。でも、今やパチンコ産業は17兆円(20兆円とも)。ところが、出版産業は、せいぜいその1割の2兆円でしかありません。
本が読まれなくなりました。インターネットのせいとばかりは言えないと思いますし、インターネットが読書に代わるものとも私は考えていません。
編集者は、人間が好きでないとやっていけない。少年の夢に似た憧れを抱きつづけられる持続力も求められる。あらゆることを面白がれる旺盛な好奇心の持ち主でないといけない。アンテナが四方に感応することが肝要だ。
具体的な編集技術のノウハウまで公開された本です。大変勉強になりました。