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中国・抗日軍事史

カテゴリー:中国

著者:菊池一隆、出版社:有志舎
 日本軍がなぜ中国大陸で敗北し去ったのかについて、八路軍など中共軍だけでなく、むしろ国民党軍の戦いぶりを正面から論じている画期的な軍事史です。
 著者は私と同じ団塊世代ですが、さすが学者です。よくぞ、ここまで調べて、体系的な軍事史になっていると感嘆しながら一心不乱に読みふけりました。
 日本軍の敵であった弱い中国軍を強化するのに、実はドイツの軍事顧問団が大きな役割を果たしたこと、同じくイタリアも中国軍に寄与・貢献していたことなど、日独伊防共協定を結んだ三国なのに、ええっ、何、これは・・・、と驚く記述もありました。もちろんアメリカ軍も中国軍と共同作戦しているのですが、ソ連も武器・弾薬だけでなく、飛行機隊をはじめとして人的にもかなり中国軍を支えて頑張っていたようです。
 また、あまりの日本軍の残虐さに中国民衆が怒って立ち上がって軍事行動をしていたこと、それが国共合作につながって、結局のところ日本軍の敗退につながっていったことなども、総合的にとらえることのできる本でした。
 日中戦争について、軍事的な観点で詳しく知りたいという人には一読をおすすめします。百団大戦など、もっと詳しく知りたいと思うところが簡略化されているという気はしましたが、そこまで求めると、この本の10冊シリーズにはなるのでしょうね・・・。
 日本は開戦当初、軍事力は質量ともに圧倒的に優位に立っていた。兵員が非常に多く、かつ訓練も行き届いていた。軍需工業も発達し、装備も優良であった。日本側の総兵力は448万人。陸軍は17師団、飛行機1480機(陸軍)、と2700機(海軍)。
 それに対して中国側は、陸軍170万人、飛行機は、わずかに314機。
 制空権は、日本が完全に握っていた。
 日本は、中国が軍備力脆弱で、長期に抵抗するのは不可能と考え、3ヶ月で打倒できると考えていた。
 しかし、1937年8月の上海事変のとき、上海周辺にはドイツ軍事顧問団に組織され、ドイツ製武器で装備した最精鋭6個師団3万人が配置され、上海防衛体制は強化されていた。つまり、日本軍はドイツ製の武器を戦うことになり、上海では激烈な市街戦が展開された。中国軍の頑強な抵抗により、日本軍は、10キロ進軍するのに1ヶ月もかかってしまった。そして、このとき、上海の民衆も、積極的に抗戦に参加して、中国軍を支援した。中国軍が初めて見せた奮戦は、上海視界の外国人を驚かせ、中国の国際的地位を高めた。
 1937年9月に第二次国共合作が成立し、中共軍も蒋介石軍とともに戦うことになった。このころ、ドイツは、政治的には日本との関係が強かったが、経済的には中国との関係が密接だった。1938年5月、ヒトラーは、軍事顧問団の引きあげを命令した。
 ソ連は日本に脅威を感じ、1937年8月に中ソ不可侵条約を結んで、軍事的にも援助を強めた。
 日本軍は、首都南京の陥落を喜び、提灯行列がおこなわれたが、日本の予想に反して、国民政府は敗戦を認めるどころか、首都を南京から武漢さらに重慶へ移して抗戦継続の姿勢を明白にした。
 日本は、次々と首都を移動させながら戦えるという中国の広大さを実感として十分認識していなかった。日本は、中国の広大さ、懐の深さを見誤った。
 国民政府の戦略は、空間を時間に換え、持久消耗戦を実施し、日本軍の「速戦速結」政策を粉砕した。抗戦初期、たしかに日本軍が武力面で圧倒的に優勢であった。そこで、可能な限り、正規戦を避けた。蒋介石の指示で、多戦区は遊撃部隊を組織した。遊撃戦をもって正規戦を補強し、日本軍を牽制した。
 日本軍の残虐行為は、中国の民衆を畏縮させるどころか、普遍的な怒りを巻き起こし、反日の実際行動に立ち上がる国共両軍の戦闘を支援しただけでなく、自らも戦闘に参加した。
 太原会戦では大局的には日本軍が勝利したが、台児荘戦闘での局部的勝利は、中国軍兵士と中国民衆を鼓舞した。中国人に、日本に勝てるという意識を植えつけ、日本不敗の神話を打ち破った。その自信は、その後の抗戦に強い影響を及ぼした。
 この本の冒頭に、日本軍は孫子の兵法から外れているので、1939年の時点で日本必敗を予測した中国人の本が紹介されています。なるほど、という指摘がなされています。
 孫子は、「不知彼、不知己、毎戦必敗」と言っている。日本は自己の力量が分からず、中国のことが分からず、どうして勝利できるのか、これが日本必敗の根本的要因である。
 なーるほど、日本軍は孫子の兵法に学んだようで、実はまったく学んでいなかったのですね・・・。大変勉強になりました。
(2009年3月刊。2800円+税)
 先日の日曜日にいつものように庭の手入れをした翌日から、腕のあたりが赤く腫れ、かゆみがあります。これはきっとハゼマケだと思って皮膚科で診てもらったら、案の定でした。
 庭に植えたわけでもないハゼの木があります。ぐんぐん大きく伸びて実もつけます。隣の田んぼに出っ張って邪魔な枝を切り落としたのです。そのとき、汁が腕についてしまったのでしょう。
 小学生のとき、ハゼの枝を手にしてチャンバラごっこをして、顔中が腫れあがって1週間、学校を休みました。なにしろ顔がお岩さんのようにかさぶただらけになったのです。おかげで一枚すっかり顔の皮がむけて、それ以来、美男子になりました。

おへそはなぜ一生消えないか

カテゴリー:人間

 著者 武村 政春、  出版 新潮新書 
 
 人間の身体の不思議さに驚かされる本です。
 男の胸にも乳を出す乳腺組織は、わずかながらにも残っているので、「母乳」が出るのは科学的にも確かなこと。うへーっ、男も赤ちゃんにおっぱいを与えられるのでしょうか……。
 なぜ、男にも乳首が存在するのか。その答えは、男とは「複製された女」だから。人の原型は「女」であり、男は、その変形なのである。なんとなんと、男本位の世界ではないのですね。
 人は本来、女になるべくして発生を始めるが、途中の分岐点において男性化遺伝子の作用を受けることにより、脇道のほうへ曲がって行ってしまったものが男なのである。
 人間は、一生の間に全身で1017回の細胞分裂(DNA複製)を経験する。細胞一個にふくまれるDNAは60億塩基対(6×109)なので、一生の間に全身で6×1026個の塩基が複製される。すると、10-11の割合で複製エラーが起きるとして、6×1015個、つまり6千兆個もの複製エラーが一生のあいだに生じる計算になる。この6千兆個というと、ものすごくたくさんの複製エラーが蓄積していると心配するかもしれない。しかし、人体の細胞数60兆個で割ると、1個の細胞につき100個程度。100個の細胞あたり3個の複製エラーが生じた程度なので、パニックになるほどのものではない。
 ええっ、そうなんですか。100個の細胞あたり3個の複製エラーというのは、すごく多いような気もするのですが……。
 この本の途中に、フランス料理のリ・ド・ヴォーが登場します。私の大好物なのですが、残念なことに食べさせてくれるレストランはあまりありません。それくらい贅沢で高級な料理です。それというのも、胸腺が子牛からしかとれない貴重な器官だからです。まだ食べたことのない人は、ぜひ食べてみてください、少しばかりねっとりしていますが、とても美味しい味ですよ。
 ヒトの赤血球には「核」がない。赤血球が成長する過程で、核が抜け落ちてしまう「脱核」が起きるため。これは、哺乳類に共通している。脱核して表面がくぼむことによって表面積が広がる。これによって、むしろガス交換をするうえでは好都合なのである。赤血球は一日に1011個、つまり1000億個も作られ続けている。しかも、酸素という、ややもすれば細胞を障害する危険な分子と付き合うのを最大の使命としている。核があると、がん化する危険度が高まるので、脱核しているのではないか……。
 へその緒がつないでいるのは、正確には、胎児と胎盤である。胎盤は母親ではなく胎児の一部であるので、「へその緒」は胎児の一部にすぎない。母親は、その身の危険を冒してまで、子宮の壁から胎盤に向かって噴きつける。その母親の貴重な血液を受け止め、しっかりと受け取った栄養分を胎盤から胎児本体に供給するパイプラインこそ、へその緒なのである。
 おへそが消えないのは、かつて血管だった残骸が消えることなく残ってしまうことにある。
 人間の身体の不思議に思いいたります。もっともっと我が身を大切にしないといけないとつくづく思いました。
 
(2010年2月刊。680円+税)
 取締役報酬が1億円をこえる人が300人ほどいるというニュースを見て、月収1000万円の人たちにとって、消費税が10%になったら月3万円の負担になると言っても、なんともないことなんでしょうね。
 でも、私の周りの人々は月10万円から20万円という人が大半です。そんな人にとっては大変な増税です。
 年俸1億円もらっている取締役の会社が、実は赤字だというところもあるそうです。きっと人減らしをしたりしているのでしょう。派遣切りをすればいいのですから、簡単です。労働者を遣い捨てにしながら、自分だけは1億円以上もらう、そんな経営者の集まりが日本経団連なんですね。ですから、消費税の引き上げとあわせて法人税率の大幅引き下げを民主党にさせようとしています。とんでもないことです。

パプアニューギニア

カテゴリー:アジア

 著者 田中 辰夫 、 花伝社 出版 
 
  パプアニューギニアって、どこにあるのか知らん・・・・、と思っていると、あのラバウルが含まれているのでした。いまテレビで放映中の、「ゲゲゲ」の水木さんのいた島です。また、山本五十六元帥が、アメリカ軍に暗号を解読されて所在がつかまれ、撃墜されたところでもあります。
 そのパプアニューギニアが、戦後の日本とは平和的な結びつきを強めていることを、この本を読んで初めて知りました。パプアニューギニアを知る入門編にあたる本です。
 パプアニューギニアには、700以上の多言語と、それにもとづく民多族集団が存在する。自然環境や生活様式における地域的多様性は著しい。
 首都はポートモレスビーは人口25万人。面積でいうと大阪市に等しい。しかし、人口は10分の1でしかない。
 パプアニューギニアの都市は犯罪が多く、治安が悪い。人々が町を自由に歩けるのは日中だけ。夜になると、歩行者はまったくなく、ゴーストタウン化する。
 パプアニューギニアでは米が生産されている。日本の農業技術が生かされている。また、良質のコーヒーも生産している。ユーカリを植林し、成長した木材を日本に輸入している。ユーカリは、植えたあと1年で千メートルも伸びる。
そして、LNG。パプアニューギニアの山地に年間660万トンの液化天然ガス(LNG)がとれる。その半分の330万トンを日本へ輸出される計画がすすんでいる。
一度は行ってみたい、自然豊かな南の島です。でも、治安の悪さが気にはなりますね・・・・。 
(2010年3月刊。1500円+税)
 沖縄の普天間基地の移転先と目されていたグアム島のなかにも、基地受け入れについては賛否両論あるようですね。
 そして、目理化軍のなかにも海兵隊と陸海軍との内部抗争があるという記事も読みました
 いずれにせよ、平和な沖縄にいつまでも沖縄軍の基地があっていいものでしょうか。これって、選挙の重大争点のはずなんですよね……。日本人って、忘れるのが早すぎませんか?

インドの鉄人

カテゴリー:ヨーロッパ

著者:ティム・ブーケイ、バイロン・ウジー、出版社:産経新聞出版
 2006年6月、ロンドンに本社をおくインド人のラクシュミ・ミッタルの率いるミッタル・スチールが、フランス人のギー・ドレ率いるアルセロールの買収に成功した。
 このとき両サイドに顧問を派遣した13の銀行は、その顧問料として合計2億ドルを請求した。ミッタルがアルセロールを取得するために銀行顧問、法律顧問、ロビー活動、広報活動に支払った金額は1億8800万ドルにのぼる。これは1日あたり100万ドルになる。
 この本は、この買収劇をドキュメント・タッチで紹介しています。日本の新日鐵だって、いつミッタルに買収されてしまうか分かりません。
 その前年(2005年)までに、55歳のラクシュミ・ミッタルは、15年間に47社を合計150億ドルで買収していた。世界最大の鉄鋼会社の経営者であり、世界第5位の富豪であって、その資産は150億ポンド。
 ラクシュミ・ミッタルはどちらかというと貧乏な家族の出身である。裕福な家族の出身ということは出来ない。
 1995年の時点で、ミッタルは年間1120万トンの鋼鉄を生産していた。そして、このとき目標は2000万トンだと言って笑われた。当時、世界一の新日鐵が年2700万トンの時代だから、それも当然のこと。
 鉄鋼業の不景気が、2000年から2002年に続くなか、多くの会社が買収戦線から遠ざかるなかで、ミッタルは逆に会社買収につとめた。スピード、意外性、多様性、そして忍耐。これがミッタル社のスローガンだった。
 ミッタルは、たった20年で、277億ドルの財産を築いた。ミッタルをこえる資産はビル・ゲイツなどわずかしかいない。ミッタル・スチールは世界中で17万9000人の従業員をかかえ、アメリカの自動車メーカーのつかう鋼鉄の30%を供給するまで成長した。
 会社が敵対的買収に直面したとき、経営者が守るべきもっとも重要なことの一つは、よく眠ること。戦いは疲れるものなのである。なーるほど、睡眠不足は判断を誤らせますよね。
 アルセロールは、日本の新日鐵に救いを求めることも考えた。しかし、日本人は交渉にやたらと時間をかけるので評判が悪い。アルセロールは日本人を尊敬してはいたが、日本人とゆっくり時間をかけている余裕はなかった。
 アルセロールの買収に成功したことから、新会社は世界の鉄鋼生産の10%、つまり毎年1億2000万トンの粗鋼を生産するようになった。従業員は32万人。時価総額460億ユーロである。売上高は1052億ドルに達しようとしている。年間総生産量2億ドルも「史上初」になりそうである。
 インド人の起こした製鉄会社が、またたく間に世界中を席巻したわけですが、その内実の一端を知ることのできる本です。
(2010年2月刊。2000円+税)
 消費税を10%にするのは、ギリシャのようにならないためと管首相が言っているようですが、ギリシャと日本は事情が違うのではないでしょうか。日本の国債は大半が日本国民が買っていて、ギリシャは対外債務が大きい。そして、ギリシャは消費税を上げたけれど、法人税率は大きく引き下げた。それで国家の財政収入がひどくなったと聞いています。
 それが本当だとしたら、日本で消費税を10%にするのと合わせて法人税率を大きく引き下げたら、ギリシャと同じように財政破たんしてしまうのではありませんか……。

日米核密約、歴史と真実

カテゴリー:社会

著者:不破哲三、出版社:新日本出版社
 核兵器のない世界は私たち誰しもが願うところだと思います。オバマ大統領がプラハ演説のなかでそのことを高らかに宣言したことは、この分野での具体的前進に期待を持たせるものでした。そして、この6月に、ニューヨークで開かれたNPT(核不拡散条約)の再検討会議は、それを前進させることで一致をみました。素晴らしいことです。ただし、私たちは他人事(ひとごと)のように手を叩き、腕を組んで模様眺めをしていてはいけないと思います。
 日本政府は「非核三原則」(核兵器をつくらず、持たず、持ちこませず)を守ってきたと言っています。おかげで佐藤栄作首相はノーベル平和賞を受賞したのでした。ところが、実は、佐藤首相はアメリカとのあいだで核に関して、日本に持ち込むことを認める密約を交わしていたというのです。それが核密約の問題です。問題は、これが単なる過去の話ではないということです。
 アメリカは、今でも(オバマ政権においても)、依然として先制核攻撃戦略を基本としている。そのため、アメリカは「重大な緊急事態」が起きたときには、核兵器をふたたび沖縄に持ち込む必要がある。日本は、そのとき、直ちに承諾する。これが核密約の中味である。沖縄にあるアメリカ軍基地に、今は核兵器はない。しかし、何かあったら、アメリカが核弾頭を持ち込む。すると、直ちに核攻撃基地として活用できる機能をもった基地として整備され維持されている。
 いやはや恐ろしい内容です。
 アメリカ政府は、事前協議の制度はつくるけれども、肝心なことは、日本政府と相談しないですむ、これまでどおり、アメリカが勝手にやれる、この道を見つけ出すことが、安保条約改定交渉(1958年10月)の一番の核心だった。
 そして、日本政府は、それを受け入れた。しかし、日本政府は万一それが明るみに出たときに言い逃れができるように、この秘密の合意文書に「討論記録」という名前をつかった。しかし、どんなタイトルをつけようと、それは国家間の法的拘束力をもつ合意文書なのだから、まさに条約にあたるものなのである。
 日本政府は表向きでは事前協議なしに核兵器の持ち込みはありえないと言いつつ、実は、こっそり事前協議を事実上、空洞化させる取り決めをアメリカと結んでいたわけです。
 この核密約について、アメリカ政府は、「密約」の秘密性を維持する必要はなくなったと考えて、機密指定を解除して「核密約」の内容を公表している。そこで、日本共産党の調査団がアメリカの公文書館の膨大な書類のなかから、この「核密約」そのものを探り宛てることが出来た。
 しかし、日本政府は、核密約なんて存在しないと今も言い張っている。
 そして、現在の民主党政権も自民党政権と同じく核密約を廃棄するつもりはないと明言している。
 こんなインチキはありません。許せないことです。
 アメリカ軍のある提督は、「1950年代の早い時期から核兵器は通常、日本の港湾に寄港している空母の艦上に積載されてきた」と発言した。
 核密約の問題は、決して過去の歴史問題ではない。アメリカは、今は艦船や航空機に日常の体制としては核兵器を持たせない体制をとっているというが、核戦略を放棄したわけではない。現在も、核戦略を強固に堅持しており、その発動を必要とする事態が生まれたら、アメリカの艦船や飛行機は核兵器を積んで行動することになる。
 そのとき、核兵器を積んだ艦船や飛行機が日本に自由に出入りできる仕組みが、この秘密協定によって今なお存在し、その意味で、被爆国である日本が現在も核戦争の出撃拠点となっているのであり、ことは重大である。
 この本を読んで、なにより腹が立ったのは、日本政府は表向きは「非核三原則」を口にするものの、実は、日本を守る「核」がなくなったら困る、だからアメリカには核兵器は積んでいてほしい、おろさないでくれと頼んでいるという事実です。ひどい話です。許せません。
 沖縄の普天間基地の「県外移設」が、いつのまにか「県内移設」で収拾されようとしています。しかし、そもそも、このような核密約をふくめて、日本政府はあまりにもアメリカ言いなり過ぎます。弱腰だというのではありません。まるで主体性がないのです。こんなことでは世界から笑いものにされるだけではないでしょうか。
(2010年6月刊。1300円+税)
 日曜日、雨が上がりましたので、午後から庭に出て少しだけ手入れをしました。いま、ぐんぐんとヒマワリが伸びています。朝顔のツルも塀にそって上へ上へと伸びあがっているので、楽しみです。
 近くのレストランの店主さんからいただいたキューリの苗が、みごとにキューリを実らせてくれました。早速、3本もいで、水洗いして、マヨネーズを少しかけて丸かじりしました。とても新鮮な味です。産地直送、完全無農薬、もぎたての野菜は本当においしいですよ。

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