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絵で見る幕末日本

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著者: エメェ・アンベール、出版社:講談社学術文庫
 江戸時代の末期にやってきたスイス人による絵入りのレポートです。スイス時計業組合の会長であり、自由主義的な参議院議員でもあったということです。
 写真のかわりに、いかにも細密な絵を描いていますので、写真と同じほどのインパクトがあります。
 中産階級の欠如は、日本の農村に貧相な風景を与えている。
 親切で、愛想のよいことは、日本の下層階級全体の特性である。
 日本には、香気のある植物、また、歌う小鳥がきわめて少ない。
 日本人に認められる表情の活発さと相貌の多様性は、自主的で独創的で、自由な知的発育の結果である。
 日本人は、シャツとズボン下を着ないが、毎日、入浴している。
 江戸の町人は、武器を取り上げられて、武士の主権の下に屈従させられているものの、見たところ自由に、あらゆる便宜さを享有しながら生活している。
 なんだか、今も通じる指摘ですよね・・・。

広い宇宙に地球人しか見あたらない50の理由

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著者:スティーヴン・ウェッブ、出版社:青土社
 宇宙人はいるのか。映画『ET』の世界は現実にはありうるのか・・・。
 UFOは地球におりてきていないのか。ナスカの地上絵は宇宙人が描いたものではないのか・・・。フェルミのパラドックスをテーマとして取りあげ、ひとつひとつ解明していった本です。
 私は、なぜ夜の空は暗いのか、前から疑問に思ってきました。だって、空には無数に星があるのですよ。無数とは無限のことですから、光が途中で消滅しない以上、夜空は大小さまざまの星からの光線によって埋め尽くされている。つまり、どちらを向いても全面的に光に満ちあふれ、無数の光によって明るくなっているはずなのです。ところが、雲ひとつない夜空なのに、空は暗くて星明かりは少ししかありません。これは、宇宙が固定したものでなく、膨張していることの反映だということです。でも、それにしても・・・、不思議です。
 地球の人口は、1650年に5億人、1800年に10億人、1930年に20億人、1975年に40億人、1999年に60億人。すごい増え方だ。
 われわれが銀河に植民することになるのなら、なぜ彼らは既にそうしていないのか。植民地を樹立する手段として動機と機会があるのに、そうしているようには見えない。なぜか。これをフェルミ・パラドックスという。
 フェルミ・パラドックスが教えてくれるのは、この銀河系の中で知性のあるもの、もののわかる種族は人類だけだということ。銀河では、単純な生物はずっと少なくなるが、それでもないに等しいほどではない。例外的に興味深い生命系は、銀河の中には何万とあるだろう。ただ、知的生命体を備えた惑星は地球だけだということ。
 ええーっ、そうなのかな・・・と思いつつ、やっぱりそうかもしれないなと思いました。

プーチンの帝国

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著者:江頭寛、出版社:草思社 
 プーチン大統領が権力を握るまでのいきさつ、そして大統領になってからのロシアの政財界の権力闘争が生々しく描かれています。
 ロシア政府や財界内部の権力をめぐる暗闘は、日本人の想像を絶するすさまじさ。
 オビのうたい文句は決して誇張ではありません。読んでいるうちに気分が悪くなるほどのえげつなさがエリツィン前大統領からプーチン大統領まで、連綿と展開していきます。日本と違って暗殺もしばしばですから、吐き気をもよおすほどのひどさです。でも、日本人にとっても対岸のことと腕を組んで傍観しているわけにはいきません。経済のレベルで、日本の財界もロシアの石油利権などに深く関わっています。
 残酷なテロの頻発するチェチェン紛争も、結局のところ、プーチン大統領が単に強いロシアをめざして国民受けを狙っているというだけではありません。世界最大の産油国のひとつであるロシアの石油利権の争奪戦でもあるのです。それにしても、つい目をそむけたくなるほどの醜悪さです。果たして、ロシアの人々は救われるのでしょうか・・・。

リプレイ

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著者:ケン・グリムウッド、出版社:新潮文庫
 人生を何度でもやり直すことができたらどうなるか・・・。
 43歳のときに死亡した(はず)。ところが、気が付くと、18歳の学生になっている。頭のなかの記憶と知識はもとのまま。ということは将来が「予見」できる。株式の上下、競馬のあたり馬券、みんな「予想」は適中し、大金持ちになる。ええーっ、そんなウマイ話があるものか・・・。ところが、またもや死亡する。そして、そのあと、どうなるか? まったくありそうもないことを、ありそうに思わせるのは、作家の筆力です。その筆力のなさを嘆いている私は、いまも悶々としています・・・。

大王陵発掘!巨大はにわと継体天皇の謎

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著者:NHK大阪、出版社:NHK出版
 大阪の高槻市にある今城塚古墳は、継体天皇の墓とみられています。日本が万世一系の天皇でなかったことは、6世紀初めのこの継体天皇の出現によっても明らかです。八女の筑紫君磐井(ちくしのきみいわい)が天下を揺るがす大反乱を起こしたのも、継体天皇のときです。まだ日本の政権が安定していなかったのでしょう。
 発掘された埴輪には両手を高くあげる巫女もいました。それをコンピューターグラフィック(CG)で再現しているので、視覚的にも理解できます。
 NHKスペシャルをもとにした本なので当然なのですが、こうやってビジュアルな形で古墳の埴輪が再現されると、古墳のもっている意義もよく分かります。

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