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カテゴリー: アメリカ

戦争熱中症候群

カテゴリー:アメリカ

著者:薄井雅子、出版社:新日本出版社
 アメリカの元海兵隊少将が次のように言った言葉は有名です。この言葉は何回引用しても、そのとおりだと、ついつい首が上下に動いてしまいます。
 戦争は、やくざな金もうけだ。いつもそうだった。たぶん、これはもっとも古くからあり、苦もなく最大の利益を得る、もっともあこぎな商売であるのは確かだ。世界をまたにかけて稼ぎ、利益はドルで勘定するが、損失は生命で勘定する。自分は33年間、海兵隊で過ごした。その間、大企業やウォール・ストリート、銀行家のための高級な殺し屋として。資本主義のために働くヤクザだった。
 スメドラー・バトラーという元少将が1933年、1935年に語った言葉です。
 イラク、アフガニスタンに派兵された15万5000人の女性兵士のうち、1割をこす1万6000人がシングル・マザーである。兵士になるしか収入がないというシングル・マザーは多い。
 軍隊に入ると、初任給の月給は1250ドル(14万円)。つまらない田舎から出て独立し、違う世界を見たいという若者にとって魅力このうえない条件だ。
 CNNテレビの社長は、戦争報道ではバランスをとれ、アフガニスタン民衆の被害にばかり焦点をあてるのではなく、なぜアメリカが攻撃しているのか、その理由を視聴者に思い起こさせるようにと社内に指示した。この「バランス報道」の結果、アメリカの攻撃にさらされた現地の人々の被害はアメリカではほとんど放映されない。少しでも被害の生々しさが伝わると、怒りの電話やメールが殺到する。兵士を出している家族からすると、命がけで戦っている夫や父を悪者にするのか、という怒りがわくからだ。
 大規模な反戦運動のニュースが一面トップに来ることもない。
 これって、日本でも同じことですよね。被害の実情はおろか、サマワ(イラク)の自衛隊基地の実情すらほとんと紹介されることがありませんでした。政府が報道を禁止したからです。日本のマスコミは政府の言いなりでした。日本人のまじめな若者が人質になったときには「自己責任」を大々的に喧伝するばかりで、本当にガッカリさせられました。
 そして、日本のささやかな反戦集会やデモ行進が記事になることはめったにありません。無力感をマスコミが植えつけ、広めています。
 先日、福岡県弁護士会が福岡市内でペシャワール会現地代表の中村哲医師を招いて講演会を開いても、テレビ局はどこも取材に来ませんでした。テレビは、ひたすら、面白おかしくという路線をとり、シリアス番組はどんどん少なくなっています。
 イラクでアメリカの民間軍事会社の一つであるブラックウォーター会社がイラク人を殺しても訴追されないことになっている。ひえーっ、これって重大な主権侵害ですよね。
 アメリカの連邦予算の半分を軍事費が占めている。アメリカには軍事にお金をつぎこみ、巨大な軍隊組織と軍需産業をつくれば、豊かな経済を維持できるという神話がある。
 軍事中心の政治・経済が長く続いてきた結果、アメリカ国内の産業は直接・間接に軍需産業への依存を強めている。ミネソタ州にあるアライント・テクニステムズは、劣化ウラン弾やクラスター爆弾を清算しているが、従業員が全米に1万6000人いる。その反対に自動車をつくるフォードの工場はかつて1万人いた労働者が今や数千人に減り、やがて閉鎖されることが決まっている。
 アメリカの帰還兵が2005年に6256人も自殺した。20〜24歳の帰還兵の自殺率は、同年代のそれの4倍。
 2005年、ホームレスの退役軍人が20万人近くいる。推定74万人をこえるホームレス人口の4分の1を占めている。
 イラク開戦以来のアメリカ兵の死者は4000人をこえました。もちろん、イラク人の死者は、ケタが2つも違います。それでも、これはアメリカ社会に大きなマイナスをもたらすに違いありません。戦場の狂気を社会にもちこむことになるからです。アメリカって、本当に厭な国です。そんなアメリカにいつもいつも犬のように尻尾をふり続けている日本って、ホント馬鹿みたいな国ですね。
(2008年3月刊。1600円+税)

嘘発見器よ、永遠なれ

カテゴリー:アメリカ

著者:ケン・オールダー、出版社:早川書房
 嘘発見器は、今日もなお、容疑者の尋問や不正の摘発や核兵器の機密保持、テロとの戦いにつかわれている。しかし、アメリカ以外に、この方法を積極的に取り入れている国はない。
 そのアメリカでも、嘘発見器は、刑事法廷から門前払いを受け続けているし、アメリカ科学アカデミーなどの一流科学者団体からも不信の目で見られている。いやあ、そうだったんですか・・・。日本でも、昔は刑事裁判手続のなかで嘘発見器の結果が出てきたことがあります。今では、とんとお目にかかりません。
 嘘発見器が被験者の罪悪感を探知できた率には、大きなばらつきがある。成功率は55〜100%があって、どうみてもまちまちである。勘であてるのと大差がない。
 にもかかわらず、アメリカではいぜんとして大々的に使われ続けている。なぜか?
 法が頼りにならないとき、アメリカの伝統的な解決策には2つあった。1920年代のロサンゼルスでは、その2つともおこなわれていた。一つは群衆によるリンチ。人々は当然の報いを受けさせるために集まり、みずからの正義に酔いしれながら犠牲者を殺害した。もうひとつは、第三度(サード・ディグリー)。これは、警察官によるもので、リンチの代替手段として、警察署内でおこなわれていた。
 1920年代のシカゴは、犯罪にひかれる者にとって、おあつらえ向きの町だった。世界一の殺人多発都市であり、ギャングや酒類密造者の新興都市であり、犯罪組織とその構成員のすみかだった。
 警察は腐敗し、怠慢で、誰もが賄賂を要求した。警官は残忍で、検事は不誠実で、判事や看守は買収されていた。政治家は堕落し、犯罪組織のボスの意にかなう人物を判事や看守につけていた。うひゃあ、これぞまさしく、アル・カポネの『アン・タッチャブル』の世界ですね。
 嘘発見器が容疑者の尋問や従業員の審査につかわれた。それはアメリカだけのこと。外国では、アメリカのいつもの怪しげな機械だとして相手にされなかった。
 政治の舞台で嘘発見器が強力な武器になりうることを初めて見いだしたのは、リチャード・ニクソンである。ニクソンは嘘発見器の検査を実際におこなおうとおこなうまいと、新聞の大見出しになることに気づいた。な、なーるほど、そういうことだったのですか。
 ラベンダーの恐怖。同性愛者への攻撃は、共産主義者を攻撃するときと、よく似た恐怖心を利用していた。すなわち、ラベンダーの恐怖というのは、赤の恐怖より多くの人々の生活を破壊し、アメリカの国内政治と外交政策を強硬右派のものへと変えるとき同じくらいの大きな役割を果たした。外交政策を決めるエリートたちが躍起になって男らしさを示そうとするあまり、アメリカをベトナム戦争へ導いたのである。
 嘘発見器は科学から生まれたものではない。だから、科学では抹殺できない。嘘発見器のすみかは研究室でもなければ法廷でもなく、新聞印刷用紙であり、映画であり、テレビであり、大衆誌やコミックやSFである。嘘発見器は需要に主導されている。
 政治の舞台では、嘘発見器はずっと出番を与えられている。2003年、アメリカ科学アカデミーは数十年にわたる嘘発見器の研究結果を分析し、これを職員の審査につかっても効果はなく、むしろ保守体制への過信を生んで国家の安全保障を損なうと警告した。
 いまも昔も、ポリグラフの罠にかかるのは無実の人間であり、悪人は動揺しないことが多い。FBIはテロリストの疑いがある者を何人も嘘発見器にかけているが、必ずしも成果は出せていない。
 ポリグラフは医療技術を利用した平凡な機械にすぎない。つかわれている生理学機器は、どの先進国でも1世紀前から入手できるもの。にもかかわらず、それに尋問という新たな目的を与えた国はアメリカ以外にない。
 いやあ、この本を読んでも、アメリカっていう国は、つくづくいい加減な、野蛮な国だと思いました。そんな国に、いつもいいなりになる日本って、ホント、もっといい加減ですね。いやになってしまいます。
 真夏の夜の楽しみは、ベランダに出て望遠鏡で月面をながめることです。真夏でも、さすがに夜は涼しいので身体のほてりを冷ますこともできます。遠い月世界のデコボコした地表面をみていると、いさかいにかこまれた毎日の生活が嘘のように思え、心のほうも静まります。
(2008年4月刊。2500円+税)

戦争の心理学

カテゴリー:アメリカ

著者:デーヴ・グロスマン、出版社:二見書房
 怖い話が多いのですが、人間とは何かを知ることもできる本です。そして、子どもたちを取り巻く環境がひどく危険なことに警鐘を乱打しています。耳を傾けるべきです。
 恐怖を感じるとアドレナリンが増える。生き残りの確率を高めるために増加する物質にコルチゾールがある。これが増えると、血液の凝固速度が上昇する。
 すごいですね、人間の身体って、本当によく出来ています。
 第二次大戦に出たアメリカ兵の4分の1が尿失禁の経験があり、8分の1が大失禁を経験した。激戦を経験した兵士の場合には、半分が尿をもらし、4分の1が大便をもらした。
 多大なストレスのかかる生きるか死ぬかの状況に直面したとき、下腹部に荷物が入っていたら、それは放り出される。膀胱がどうした?括約筋なんか知ったことか、と身体が言ったわけだ。全身のあらゆる資源が、ただひとつ、生き残りのためという目的にふり向けられる。な、なーるほど、そういうことなんですか・・・。
 継続的な戦闘状態が60昼夜も続くと、全兵士の98%が精神的戦闘犠牲者になる。
 スターリングラードの戦いに参加したソ連軍の復員兵士は40歳前後で死亡した。この戦いでは、長く苛酷な6ヶ月間、1日24時間たえまないストレスにさらされていたからだ。
 2003年のイラク侵攻のとき、アメリカ軍は兵士にストレス過重の徴候があらわれたら交代させ、シャワーを浴びたり軽い休養をとったりできる場所へ送ったのち、すぐにまた元の部隊に戻すという方針をとった。
 精神的なストレスから回復するのに睡眠は特効薬となる。逆に、ストレスの犠牲になりたければ、物理的に一番簡単なのは睡眠時間を削ること。睡眠不足は、精神衛生に悪影響を及ぼし、がん、かぜ、抑うつ、糖尿病、肥満、心筋梗塞の誘因となる。
 24時間、一睡もしないと、生理状態も心理状態も、法的に酒酔いとされるのと同じ状態に陥る。ベテラン兵士は寝られるチャンスは絶対に逃さない。眠りの甘さを知っているのは兵士だけ。そうですよね、あのウトウト感って、たまりませんよね。いい心もちです。
 心拍数が高まると、微細運動の抑制と近視野が失われる。落ち着いているときは簡単に思えることでも、ふだんから練習しておかないといけないのは、このためだ。そして、深い腹式呼吸をすると、心拍数が下がる。
 耳は聞こえ、目は見えていても、生き残るという最大の目標に集中していると、その目標に無関係と思われる情報は、大脳皮質が意識からはじいてしまう。感覚刺激を遮断してしまう。たとえば、戦闘中には銃声が聞こえなくなる。
 似た例として、私は列車内で読書に夢中になっているときには、車内アナウンスがまったく聞こえません。そのときは、本に大あたりして、はまっているのです。
 アメリカでは10代の青年による大量殺人がしばしば起きている。これは歴史はじまって以来のこと。この大量殺人を可能にしているのは大人であり、親であり、ゲーム業界である。子どもたちが遊んでいるゲームは大量殺人シミューレーターである。画面の人物を残らず殺し、高得点をあげるように日々、訓練されている。犯人たちはコンピューターゲームの狙撃シミュレーターをつかって、殺人に対する心理的障壁を取り除いていた。
 もちろん、暴力的なゲームで遊ぶ子どもが、みな大量殺人者になるわけではない。しかし、なる者もいるのだ。
 アメリカの学校で銃乱射事件を起こした生徒たちはみな、規律の厳しい団体活動には参加したがらず、逆にメディアの暴力表現に耽溺していた。暴力的なテレビや映画、そしてとくにコンピューターゲームが子どもに多大の影響を与えた。
 暴力的なメディアの影響は、子どもにとっては新兵訓練のようなものだ。子どもたちはテレビの前に何時間もすわり、暴力は善であり必要なものだと学ぶ。それを見、それを経験し、そして信じる。暴力という成分はいやというほど浴びているのに、規律はかけらも与えられない。テレビで見る映像は、子どもにとっては現実なのである。血や殺戮や復讐を見ると、世界はそんなところだと学習することになる。
 暴力的なメディアにさらされ、精神的に傷を負い、残酷な行為に慣らされたとしても、ほとんどの子どもは暴力をふるうことにはならない。しかし、抑うつと恐怖に悩むようにはなる。
 文字で書いたものが幼児に影響することはない。しかし、暴力的な映像は早くも生後 14ヶ月で完全に処理できる。幼児のみる映像は、目からまっすぐ感情の中枢に入り、そのこの世界観に直接の影響を及ぼす。いやあ、これって、ホント、怖いことですよね。
 コンピューターゲームに影響された新世代の殺人者は、爆弾を仕掛けたあと、すぐに立ち去らない。目標は全員を殺すこと、なのだから。
 メディアの暴力にひんぱんに接した子どもの脳は、論理的な部分の活動が減少する。事後にストレス障害を予防する決め手は、事後報告会をおこない、感情と記憶とを切り離し、喜びを掛け算し、苦しみを割り算することである。
 なるほど、よくよく日本人の大人も考えるべき指摘だと思います。ゲーセンでは「人殺し」がありふれています。多くの若者がそれに没頭している光景はおぞましいものです。
 銃で撃たれたら、まず第一にパニックを起こさないこと。撃たれたと分かるのは生きている証拠であり、これは良い徴候だ。非常に強烈な警告の一発を受けたと考えよう。最高の状態じゃないが、最悪でもない。自分にそう言い聞かせる。目下の目標は、2発目を浴びないこと。そうなんですか。こう考えるといいのですね。
 送りこまれる兵士のうち100人に10人は足手まといだ。80人は標的になっているだけ。9人はまともな兵士で、戦争をするのは、この9人だ。残りの1人が戦士で、この1人がほかの者を連れて帰ってくる。敵によって殺された兵士より、ストレスで戦えなくなった戦闘員のほうが多かった。
 白兵戦のさなかの兵士は、たいてい文字どおり正気を失うほどおびえている。矢や弾丸が飛びかいはじめると、戦闘員は人を人たらしめている脳である前脳で考えるのやめ、思考過程は中脳に集中する。中脳は、脳のなかでも原始的な部分であり、ほかの動物の脳とほとんど区別がつかない。
 戦場における人間の行動と生理面を分析したこの本を読み、人間というものを少し理解しました。それにしても暴力的メディア(とくにコンピューターゲーム)の怖さを再認識させられました。
(2008年3月刊。2400円+税)

アトミック・ゴースト

カテゴリー:アメリカ

著者:太田昌克、出版社:講談社
 いま、地球は核爆発5分前です。なぜなら、今もアメリカとロシアが依然として2万6000発もの核兵器を保有し、うち1000発以上が即時発射態勢にある。そのうえ、今や軍のコンピューターへのハッカー侵入による偶発的核戦争が始まる恐れさえある。うへーっ、怖いですね。冷戦後も、さまよい続けるアトミック・ゴーストが人類の「終末」を2分だけ早めたわけなんです。一刻も早く、核兵器を文字どおり全廃すべきです。問題は北朝鮮のチャチな核製造能力だけではありません。
 1969年1月。大統領に当選したニクソンは、次のような核戦略の説明を受けた。
 アルファ作戦で先制攻撃用につかわれる核兵器は合計1750発。全標的を先制核攻撃するなら、合計3018発。さらに全面的な核戦争をソ連に仕掛けたときには、ソ連の全国民の40%、最大9000万人が死ぬ。・・・・
 むひょう、これはひどい・・・です。レーガンとゴルバチョフが冷戦に引導を渡した 1988年の段階で、アメリカの核兵器は2万3000発もあった。ソ連の崩壊した  1991年には1万7300発。その後、ブッシュ大統領のときまでに1万5000発にまで減った。それでも、まだ、とんでもなく多いですよね、これって。
 核実験をしないまま、核兵器の信頼性をどう保つのか、も問題となっているようです。 ソ連が冷戦中に製造し、世界各国に輸出したウラニウム(HEU)は判明分のみで  2245キログラムある。これは核兵器90発分に相当する。同じように、アメリカ産のHEUは合計7335キログラム。実に290発以上もの核兵器を製造できる核分裂物質が各地へ輸出されている。
 今年も、核兵器をなくそうという平和大行進が始まろうとしています。日本各地、隅々から、核兵器を一刻も早く地球上からなくしてしまおうと呼びかけて歩く行進です。まったく同感です。
(2008年4月刊。1800円+税)

モーターサイクル南米旅行日記

カテゴリー:アメリカ

著者:チェ・ゲバラ、出版社:現代企画室
 チェ・ゲバラというと、キューバのカストロ前首相を連想し、てっきりキューバ人だと思いますが、実はアルゼンチンの人です。裕福な家庭に生まれ育ち、医師の資格を得て、南米旅行に出かけます。
 この本は、いかにも冒険好きの若者らしい、旅先で遭遇した数々の出来事を日記のように書きつづった日記をまとめたものです。
 チェ・ゲバラのとった写真と、とられた写真が何枚も紹介されています。とてもハンサムであり、なにより目の輝きがすごいです。ゲバラは、キューバ革命に成功したあと、アフリカにも渡り、次いでボリビアに潜入して政府軍と戦っているうちに負傷して捕まり、射殺されてしまいました。39歳でした。世界は、実に有能な人物を失いました。
 それはともかくとして、ゲバラ青年はオートバイで、気のあった仲間(男性)と2人で、あてのない旅に出ます。そのうち、そのオートバイは故障して走れなくなってしまいます。
 1952年6月14日。土曜日。貧乏な僕は、24歳になった。
 こんなくだりが出てきます。24歳のとき、私は何をしていたんだろう・・・。私は、司法研修所にいて、せっせと青法協(青年法律家協会)の活動にいそしんでいました。そのときの仲間は今も私にとって貴重な「財産」になっています。
 チェ・ゲバラの演説が紹介されています。キューバに学ぶ医学生の前で話したことです。
 戦争に備えるための仕事や、そのために投資される資本は、すべて無駄な仕事であり、捨て銭だ。戦争に備える者たちがいるばっかりに、ばかばかしいことに、我々もそうせざるを得ないのだが、私の誠心誠意と、兵士としての自負を込めて言うが、国立銀行の金庫から出ていくお金で一番わびしく思えるのは、破壊兵器を購入するために支払われるお金である。
 なーるほど、そうなんです。まったく同感です。
 いま、改めて南アメリカの各地でチェ・ゲバラが見直され、評価されているそうです。39歳で凶弾に倒れた前途有望な青年政治家をしのび、世界の平和のために、我々は今何をなすべきか考えるのも悪くないように思いますが、いかがでしょうか・・・。
(2004年9月刊。2200円+税)

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