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腸内リセット健康法

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著者:松生恒夫、出版社:講談社α新書
 大腸内視鏡検査などを専門とする消化器内科医のかいた本ですが。なるほどなるほど、とうなずくところが多かったので、紹介します。
 私は幼いころから胃腸があまり丈夫でないと思ってきたのですが、あるときから、胃はフツーだけど、腸のほうが弱いんだと思うようになりました。人間ドッグに入ったとき、下腹に聴診器をあてたドクターが、腸のぜん動運動が通常人より弱いと指摘したのです。なーるほど、そういうことだったのかと、そのとき納得することができました。それは、異常があるというより、ヒトの個性だという指摘でした。
 著者が大学を卒業した1980年ころには大腸の病気はそれほど多くはなかった。ところが、それから20年たった2003年になると、女性のガン死のなかで大腸ガンが1位、男性でも4位となり、大腸の疾患は増加の一途をたどっている。
 食物繊維が豊富で、動物性脂肪をとることの少ない従来の日本型の食生活から欧米型の食生活へ移行したことがその原因とみられている。
 ぜん動運動が適切になされず、低下している腸の状態を停滞腸という。内視鏡でみると、健康な腸は美しいピンク色をして弾力にとむ管なのだが、停滞腸は色がくすんで形も弾力が失われ、ダラっとしている。
 停滞腸による便秘にともなってガス腹になる。お腹にたまるガスの量は、多い人だと大型ペットボトル2本分、つまり2〜3リットルにもなる。ひぇぇ、す、すごーいです、これって。
 下剤を多用しても停滞腸は治らない。センナ、アロエ、大黄などのアントラキノン系の下剤を頻繁につかっても大腸メラノーシスという症状を起こしてしまう。
 日本人の腸は欧米人の腸に比べて長い。ところが、長いはずの日本人の腸が短くなる傾向にある。欧米人のS状結腸よりも湾曲が大きく、その分だけ長かった。そのS状結腸が短くなった。
 S状結腸は消化・吸収を終えた食べ物が大腸を経由して直腸から便として排出される前に、排出の順番を待たせるための調節をしている。このS状結腸が短くなると、便を保つ力が弱くなる。すると、一度に出る便の量が減り、回数は増えることになる。
 日本人が長寿であるのは、食物繊維をたっぷりとり、良好な腸内環境を維持してきたからだ。腸の中で重要な働きをする食物繊維が慢性的に不足したら、ぜん動運動する腸の力は弱まり、腸管のなかに老廃物や有害物が停滞することになる。その結果、腸内細菌のうち善玉菌は減少して悪玉菌が増え、便秘や下痢をうみやすい腸内環境になってしまう。
 乱れた食生活は便秘になる。便秘をすると、食べたものに含まれる添加物などのガン化を促進する物質が腸に長く留まることになって、ガンが発生しやすくなる。便秘によって腸内で大腸ガンが増えている可能性は否定できない。
 腸には、脳を介さない独自の神経システムがある。小腸と大腸をあわせた腸のなかには脳と同じように神経系や内分泌系の組織が存在し、1億個もの神経細胞がある。それは脳にある神経細胞100億個に次いで、断トツに多い。だから、腸は「第2の脳」と言ってよい存在だ。
 腸を大切にして、健康で長生きしたいものです。腸に良いレシピまでついていて、とても参考になる本でした。
 いま、私の体重は65キロほど。瞬間的には64キロ台になることもあるのですが、なかなか65キロで安定してくれません。医師からは62キロを目ざせと言われています。食事の量を減らしていますので、いつもお腹をすかしていますから、毎回の食事(といっても昼と夜の2回のみですが)が待ち遠しくてなりません。
 ところで、20年以上も泊まっている西新宿の外資系ホテル(ヒルトン)のフロントでチェックインするとき、クレジットカードの刻印を求められるようになりました。高い年会費も払ってクラブ会員にもなっているのに、今さら一見客みたいに支払能力チェックするのはどうして?と訊くと、奥から若い男性が出てきて、みなさんに一律にお願いしていますと居丈高な対応です。東京には別に定宿みたいなホテルが二つありますが、そのうちの一つなんかは、名前を言うだけですぐに部屋に案内されます。常連客と一見客とを区別して扱うのはサービスの基本だと、私は思うんですけど・・・。フロントの対応に疑問を感じて、これからはあまり利用したくないホテルだと思いました。ところが、この外資系ホテルは早朝からプールで泳げて好都合なのです。どうしよう・・・。
(2007年12月刊。800円+税)

カメの来た道

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著者:平山 廉、出版社:NHKブックス
 カメの甲羅は、体の内部にある背骨や肋骨と完全に一体化している。カメでは胴体を動かすための背筋や腹筋などの筋肉がすべて失われている。
 カメには歯がない。スッポンやワニガメの咬む力は強く、人間の指なんか骨ごと切断してしまう。
 カメの首が甲羅の中にすっぽりと引っこむのは、首の骨(頸椎)の関節の仕組みにある。関節の可動範囲が非常に大きい。直角に折れ曲がるほどなので、首の長さが半分になってしまう。もう一つのカメのグループは、首を水平方向に折り曲げ、甲羅の縁にそって頭や首を隠すことができる。その動作は驚くほど素早い。
 大半のカメは、メスのほうがオスより大型化している。メスのカメは大きな卵巣を発達させている。
 カメは変温動物なので、夜に体温が下がったので、冷えた体を日光浴によって30度前後にまで上昇させ、代謝を活発にさせる必要がある。道理で、福岡の裁判所のお濠では午前中にカメが何匹も陽なたぼっこをしているのを見かけることができます。
 ゾウガメのように、人間の体重ほどにもなるカメが一日に必要とする食物は数百グラムにすぎない。エネルギー効率からいうと、変温動物は温血動物よりもはるかに経済的で、個体が餓死したりする危険性はきわめて低い。
 カメは社会性のある群れをつくることはなく、繁殖期をのぞくと、いちいち相手を認識する必要もない。目の前にいるのが餌なのか敵なのかを判断できればいいし、危険を察知したら首を引っこめればいいだけのこと。
 オサガメは史上最大級のカメで、全身2.4メートル、体重も900キロをこえる。体型はほぼ完全な流線型であり、最高時速24キロで泳ぐことができる。そのオサガメの主食はクラゲ。オサガメの子どもは、毎日、自分と同じ体重だけのクラゲを食べる。毎日 100キログラムのクラゲを食べなければならないということ。
 オサガメは、昼夜を問わず、ほとんど休むことなく泳ぎ続けている。これは熱をつくって体温を温かく保ち、冷たい深海に潜るための準備でもある。オサガメの体には大量の油が含まれている。
 このオサガメには、通常のカメにみられる甲羅はどこにもない。深海での強烈な水圧への適応形態である。オサガメは、クラゲのもっている毒を体内にもっているため、食用には向かない。平均的なカメの寿命は最大で100年程度。
 カメはトカゲやワニと同じ、爬虫類の仲間である。
 ウミガメが海の中に進出するときに最初に起きた大きな変化は、塩分濃度を調節するための涙腺の肥大であり、体のサイズや鰭脚の増大は二次的なものだった。
 カメは人間以上に寿命が長いので、必ずしもペット向きの動物とはいえない。
 いかにも一日中のんびり過ごしていて、何も考えていないように見えるカメの一生を改めて見直しました。
(2007年10月刊。920円+税)

したたかな生命

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著者:北野宏明・竹内 薫、出版社:ダイヤモンド社
 いやあ世の中には知らないことって、ホント、多いんですよね。知れば知るほど、世の中のことが少し分かってきたみたいで、胸がワクワクし、うれしくなってきます。この本も、なるほどなるほど、そうだったのかと、ついついたくさん赤エンピツでアンダーラインを引いて読みすすめました。おおいに知的刺激を受ける良質の本です。
 はじめの書き出しは何やら難しいので、例によって飛ばし読みをしました。ロバストネスが出てくるあたりから、素人の私にもよく分かる話になって、俄然、面白くなります。
 ロバストネス。耳慣れない言葉。頑健性と訳されることが多いが、あまり本質を表してはいない。いろいろな攪乱に対して、その機能を維持するシステムのこと。頑健という言葉から来る堅いイメージとは違い、よりしなやかで、ダイナミックなもの。逆に、ロバストネスがないと、簡単な攪乱で、すぐにシステムが機能不全に陥ってしまう。つまり、そのようなシステムは脆弱性をもつ。システムのノイズとか故障は、システム内部からくる内乱で、乱気流のようなものは外乱です。内乱と外乱をあわせて攪乱と呼ぶ。
 ボーイング777(B777)の設計思想は、徹底した冗長性の導入にある。B777は、すべて電子制御で飛行機を制御するので、二重三重の冗長性という概念を導入している。たとえば、3台あるコンピューターは、別々の設計になっているし、CPUはモトローラ、インテル、デハイスと別々のメーカーのものをつかっている。2台のコンピューターは電子機器関係のスペースに設置されているが、3台目は貨物室の前方に設置されていて、火災や物理的な損害から全部がダメージを受けないようになっている。
 このように同じような要素がたくさんあって、それがお互いにバックアップするというときには、「冗長性」という言葉が使われる。
 ロバストネスとパフォーマンスは、トレードオフの関係にある。それを説明する一つの例が牛丼の吉野家。吉野家は、単品経営をしていた。吉野家はアメリカ産のショートプレートという種類の牛肉だけを輸入していた。だから、価格と味というパフォーマンスの点で、他の店は吉野家にかなわなかった。営業利益は15%だった。単品経営のリスクをとったからこそ可能だった。多角経営とか仕入れルートを分散していたら、価格や味は、吉野家のレベルには達しなかったはずだ。吉野家が他品目メニューでは、望むレベルの収益率には達せない。だから、いま吉野家は、他品目メニューを扱うMM店舗と、牛丼専門店の2系統の店舗展開をしている。ハイリスクでハイリターンの牛丼専門店とローリスクでミドルリターンのMM店舗である。
 うむむ、なるほど、なーるほど、世の中って、そうなっているんですね・・・。よーく分かりました。それにしても、アメリカ産牛肉(ショートプレート)とオーストラリア産牛肉(オージービーフ)とで、同じ牛なのに何が違うんでしょうか。よく分かりません。
 糖尿病のしくみやがんの仕組みについての解説も大変興味深いものがありますが、ここでは割愛します。関心のある方は、ぜひ本を読んでみてください。
 人間の腸内細菌は、体の細胞の10倍あり、その重さは1.5キロもある。脳とほぼ同じ重さ。このバクテリア、フローラが存在しないと、腸管免疫は成立しない。バクテリア・フローラは、それ自体が人間の臓器だとも言われている。人間は、多くのバクテリアと相利共生しているため、多様な食物や病原体に対応できる能力を得ている。
 バクテリア・フローラは、自己なのか自己じゃないのかと問うと、広い意味では自己と考えざるをえない。なぜなら、バクテリア・フローラのまったくいないときには、人間は消化活動がほとんどできないから。
 いくつかのアミノ酸は、人間の体ではつくられないけれど、バクテリア・フローラがつくってくれるものを吸収している。免疫系も、バクテリア・フローラがないと形成されない。
 世の中をまた違った視点で考え、みることができました。著者に対して心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。
(2007年11月刊。600円+税)

警官の血

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著者:佐々木 譲、出版社:新潮社
 うむむ、すごい、すごい。この著者の小説にはいつも感嘆してしまいます。警察ものでは『嗤う警官』『制服捜査』『警察庁から来た男』どれも素晴らしい出来具合いでした。今回も期待を裏切りません。じわじわ、じっくり読ませます。電車のなかで時間を忘れるほど読みふけりました。
 今回は警官一家の歴史を静かにたどっていきます。私は、警察官2代目が私と同世代であることに途中で気がつきました。
 ときは学園闘争はなやかなりし頃のことです。高校の成績はいいのに、父親のいない民雄は大学に入らず警察学校に入る。ところが、警察学校に入ったら、警察が費用を出すから国立大学を受験しろというのです。それから猛勉強して北大に入学。北大でも学生運動は活発だった。民雄はビラを集め警察へひそかに流します。やがて、民雄は活動家にオルグされます。共産主義同盟(ブント)からです。京大の塩見孝也を中心とするグループがブント主流派を軟弱だと批判して赤軍派を結成。その赤軍派からオルグされたのでした。民雄は、情報収集を命じられた対象である新左翼の活動家に対して拒否感はなく、むしろその真面目さに敬服していました。
 ところが、オルグされた民雄は、活動家と一緒に上京することを命ぜられます。でも、民雄は、もうボロボロでした。2年間、仮面をかぶって生きてきた。どっちが本当の自分なのか、どっちが仮面なのか、分からなくなってきている。これって結構きついことだ。
 そうでしょう、そうでしょう。私にも、なんとなく、よく分かります。それでも民雄は赤軍派と一緒に同行します。私服刑事と列車内で連絡をとりあいながらの上京です。
 ところが、行き着く先は都内ではなく、大菩薩峠、赤軍派の武闘訓練の場でした。50人ほども集まり、ピース缶爆弾などもつかって訓練します。
 やがて民雄の秘密通信も功を奏して、機動隊が山小屋を包囲して一網打尽にしてしまいます。民雄もうまく逮捕されます。しかし、そのあと民雄は、不安神経症と診断されます。神経がボロボロになりかけていました。感情の鈍麻、ものごとに対する関心の減退、幸福感の喪失という症状があらわれていました。
 実は、私も司法試験の苛酷な勉強のせいで、合格したあと不安神経症と診断されたことがあります。自律神経失調症の一歩手前だということでした。
 学生運動のセクトのなかに警察がスパイを送りこんだり、活動家を抱きこんでスパイに仕立てあげるということは多かったようです。スパイ役をさせられた人たちの多くは、この民雄と同じように不安神経症になったのではないでしょうか。
 警察官であって二部(夜間)大学生だという人は当時、少なくありませんでしたから、彼らのなかにはスパイ役をさせられた人もいることでしょう。
 九州(大分)で起きた菅生事件のときのスパイ役であった戸徳公徳(警察官)は、自ら事件を起こしたあと、警察にかくまわれていましたが、新聞記者が摘発したのちは、むしろ警察官の世界で異例の大出世していき、最後まで高給・優遇されて余生を過ごしました。
 人生を考える素材が、また一つ提供されました。
(2007年9月刊。1600円+税)

ヒトは食べられて進化した

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著者:ドナ・ハート、出版社:化学同人
 ほとんどの霊長類は、夜、集団の仲間が休んでいるあいだに子どもを産む。夜のあいだに出産すると、雌は集団と一緒に再び移動しなければならなくなる前に、陣痛、分娩から赤ん坊の最初の世話まで、ゆっくり時間をかけてすることができる。そして、翌朝には、仲間と合流して、食物をあつめるための移動に出かけていける。出産直後に取り残される心配はないし、捕食者から攻撃を受ける危険も減る。
 人間の赤ん坊も、ほとんど夜に生まれている。だいたい午前2時から3時のあいだにはっきりしたピークがある。これは、集団という安全な場所での出産が必要だった遠い昔に記憶が今に引き継がれているのだろう。うむむ、そういうことだったのですか・・・。
 パタスモンキーの集団は小さく、開けたサバンナという生息環境に置かれているため、とくに夜間に攻撃を受けやすい。また、夜間出産をすると、においが立ちこめるので、暗闇の中で腹をすかせて待ちかまえている捕食者たちにメスのパタスの位置を悟られてしまう。だから、日中出産をする。
 ヒト科を守ってきたのは、音を交わすことによって仲間に警告したり、挨拶したり、結束を固めたりする能力だった。
 初期ヒト科は、ネコ科、イヌ科、クマ科、ハイエナ科、猛禽類、爬虫類にとって、おいしい食材だった。初期ヒト科は二足歩行していた。初期ヒト科は声を出して意思を伝えあっていた。初期ヒト科は集団で暮らしていた。初期ヒト科の脳は、数百万年をかけて大きくなっていった。
 メスに対するオスの優位性は、霊長類社会に浸透している特性の一つ、などでは決してない。伝統的な社会の多くでは、権力の配分はずっと平等主義的だ。たとえば、カラハリ砂漠のクン・サン族や中央アフリカのムブティ・ピグミー族のような熱帯狩猟採集民では、家族内でも公の場でも、男女間では、かなり等しく権力を分けあっている。
 続いて、笑ってしまう話を一席。アフリカでキリスト教の布教が始まったころの話です。宣教師向けに書かれていた、ニシキヘビに出会ったときの心得です。ニシキヘビは人間よりも速く走る。すべきことは、地面の上に仰向けに寝そべり、両脚をそろえ、両腕とも身体の横につけ、頭も完全に地面につける。すると、ニシキヘビは、ヒトの身体の下に頭を押しつけようとする。少しでも隙はないかと試しているのだ。冷静を保つこと。少しでも動くと、身体の下に入りこみ、とぐろを巻きつけて絞め殺そうとする。しばらくすると、ニシキヘビはもぐり込もうとするのをあきらめ、恐らく何の前置きもなく飲み込もうとする。たぶん片方の脚から始めるはずだ。でも冷静さを保ち、脚は飲み込まれるままにしておく。まったく痛くはないが、時間がかかる。気が動転してもがき出すと、ニシキヘビは即座にとぐろを巻きつける。冷静さを保っていると、飲み込まれ続ける。膝くらいまで飲みこまれるまで辛抱強く待つ。それから、注意深くナイフを取り出し、ニシキヘビの口のふくらんだ方に差し込んで、裂け目から一息に切り裂く。
 うひょう、嘘でしょ。こんなことって、冷静になって出来ませんよね。ニシキヘビは体重90キロ、身長が5.8メートルもあります。
 初期ヒト科は声を出して意思を伝えあっていた。初期ヒト科は集団で暮らしていた。けれども、ヒト科は食べられるのを待ってぼうっと突っ立っていただけではなかった。生き続けるのは、あらゆる生き物の目標だ。
 ホント、世の中には知らないことがたくさんありますよね。
 あるところで私が昨年500冊以上の単行本を読んだと書いたところ、同期の親しい弁護士から、「あんたもそろそろいい年齢(とし)なんだから、そんな難行苦行はやめたほうがいいよ」というありがたい忠告を受けました。ところが、本を読むというのは、私にとって苦しいなんてことではまったくありません。それどころか、片時だって本を手放したくない、喜びにみちた行為なのです。知るって、楽しいことなんです。こうやって書評を書き続けているのも、その楽しさをなるべく大勢の人に分かちあいたいと思っているからです。そんなわけで、今後とも書き続けます。
(2007年7月刊。2200円+税)

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