著者:檀ふみ、出版社:幻冬舎
愛ニモマケズ 加齢ニモマケズ
笑エルヒトニ 私ハナリタイ
オビにある文句です。業界紙に連載されていたエッセー(コラム)が本になったものです。原稿用紙3枚にこれだけ起承転結があって笑わせるという技(わざ)に、モノカキの端クレとしては感嘆してしまいます。
どこまで本当のことか知りませんが、いかにも身辺雑記のように思えて、親近感がわきます。それでも、本人は筆無精だというのです。軽い読みものですが、読み終わったあと、なんだか心がホワーッと軽くなります。
2004年11月15日


