著者:南淵明宏、出版社:日経新聞社
『ブラックジャックによろしく』のモデルにもなった心臓外科医の書いた本です。
突然死といっても、実は、その前には誰にでも分かるサインがある。体のメカニズムを知って、自分の体は自分で管理する。これが大切だ。体の発するシグナルを見誤らないように注意しなければならない。こう強調しています。
私は週1回の水泳のとき、自分の身体に訊いています。30分で1キロメートルを泳ぐようにしているのですが、裸で自問自答するのですから、これほど確実なことはありません。今日はなぜかきつそうだな。そう思ったときには、途中で中止するのにも、ためらいがありません。健康のためにはじめた運動で健康を損なってしまうのでは本末転倒です。
心と身体にいつも余裕をもって、すっきり生きていきたいものですよね、お互いに。
2004年4月1日


