会長日記
2026年4月1日
会長 池田 耕一郎(50期)
4月1日より2026年度(令和8年度)福岡県弁護士会会長に就任いたしました。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
1 一年間の施策方針について
本年1月7日に全会員MLに会長立候補の挨拶を配信しました。挨拶の中で述べた所信は、本年度執行部の施策方針の基礎ともなるものです。所信では、次の3点を柱として掲げました。
- 施策の永続性・持続性を意識した弁護士会運営
- 会員一人ひとりを大切にし、生活基盤を支える弁護士会へ
- 弁護士会に対する社会的信頼に応える施策の推進
それぞれの目標を達成するための具体的施策も所信の中で述べましたが、いずれも会内で議論されてきたテーマの延長線上に位置づけることができる実現可能なものと考えています。できる限り年度内に実現し、少なくとも検討は開始したいと思っています。
2 他の弁護士会との交流
他の弁護士会との交流は、会の運営に資する貴重な情報を得る重要な機会です。複数の弁護士会が一堂に会する交流会は、書面照会では得がたい微妙なニュアンスを共有することができ、あるいは疑問点をその場で解消し、各会に持ち帰ることができる大きな意義があります。
例年、新執行部としての最初の他会との交流会は、就任前の3月に開催される五会交流会(愛知県、神奈川県、福岡県、埼玉、千葉県)となります。
今回は、3月14日(土)、愛知県蒲郡市にて開催されました。あらかじめ各単位会から議題が提出され、それぞれ内容を検討して回答案を作成し、当日口頭でも補足します。具体的には、「会員の重大問題発生時の初動対応及び対外広報のあり方」「国選弁護人等の登録者数減少傾向の分析及び減少防止のための方 策」「市民窓口・会員のための相談窓口の設置状況」「効果的な対外広報のための工夫」などがテーマとなりました。当会からは、本年度執行部より「会員の会務参加に関する施策」について提案しました。弁護士会間で共通する課題が多くあり、会内議論の状況などを聞くことで、今後の会の運営に際して参考になる情報を得ました。
今回の五会交流会で、人生で初めて蒲郡市に行きました。海がとてもきれいな場所ですね。ホテルの方に聞いたら、ノリとミカンが有名らしいです。イチゴも有名だそうで、ホテルの計らいで交流会の途中で地元のイチゴを味わうことができました。
3 直近の行事について
4月28日(火)、県弁護士会館2階大ホールで役員就任披露宴を開催します。役員就任披露宴を開催する際は5月の定期総会と同日開催が恒例ですが、年度開始後早い段階で開催し関係機関・団体との年間を通じた交流・連携に結びつけたいと考え、4月開催としたものです。会館に多数の方をお招きしての祝賀行事は2019年3月5日の落成記念パーティー以来となります。主たる目的を弁護士会の活動報告と位置づけています。会館で挙行するのは、多くの方に弁護士会の人権活動の砦である会館を見ていただき、弁護士会への認識をより深めてもらうことを意図したものです。会館での開催にあたっては、弁護士会職員のみなさんに様々な意見を出してもらい、時間をかけて検討し、綿密に準備を進めてきました。あらためて感謝申し上げます。
本年度の当会の定期総会は5月27日(水)に開催します。定期総会と同じ日に山本了宣弁護士(大阪弁護 士会)を講師にお迎えし、法律事務所のIT環境の整備、弁護士業務におけるAIの利活用とリスク対策、情報セキュリティをテーマにした記念講演会を開催します。前述した会長立候補の挨拶の中で、会員のみなさんに、事務所運営の基盤整備に関する基礎的な情報、弁護士業務へのAI技術の具体的な活用方法とリスクを低減するための方策について情報を提供する企画を実行したいと述べました。記念講演会はそれを実現するものでもあります。定期総会とあわせて多数の会員のご参加をお待ちいたします。


