会長日記

2017年1月1日

会 長 原 田 直 子(34期)

明けましておめでとうございます。

福岡県弁護士会のHPにおいでいただきありがとうございます。

本年が皆様にとって良い年になりますよう祈りつつ、弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現のためにより一層精進してまいります。どうぞよろしくお願いたします。

新しい弁護士が登録しました

弁護士になるには、主に司法試験に合格したのち、約1年間の司法修習を経て弁護士会に入会を認められて日弁連に登録されると、弁護士となることができます。昨年12月に第69期の司法修習が終了し、全国で1198人の新人弁護士が誕生しました。登録が少し遅れる人もいますので、最終的には1400人くらいの新人が登録する予定です。そのうち福岡県弁護士会には約50名の新人弁護士が登録予定です。

新人弁護士は、1月からさっそく所属事務所で先輩の指導を受けながら仕事につきますが、同時に、弁護士会でも半年以上の時間をかけて研修を行います。弁護士会の法律相談センターで皆様のご相談を受けるようになるのは、10月以降になる予定です。

新人弁護士会員は、難関の試験を突破し、希望と誇りをもって弁護士という仕事に取り組んでおります。また進取の気風にも富んでいます。どうぞよろしくお願いいたします。

2017年の取り組み

弁護士会の役員の任期は1年ですので、私たちの任期も残すところ3か月となりました。今年度は、市民の皆様には、弁護士会を身近に感じていただくために、HPの充実や、当会の行事での広報に努めてまいりました。3月4日には、天神地下街で無料法律相談を行います。気軽にお立ち寄りください。

HPも次々に更新しております。

今後とも、皆様に弁護士会を知っていただき、皆様とともに、立憲主義・民主主義を守るために尽力するとともに、お困りのことや、ご心配なことがあれば気軽にご相談いただけるような弁護士会を目指して、工夫を重ねて参ります。

忘年会と新年会

今年度は、弁護士会の会長ということもあり、昨年12月には、12回の忘年会、あるいはそれに近い酒席に参加しました。弁護士会では、会議や、研究会、弁護団会議などのあとに懇親会をすることが多く、加えて夏の暑気払い、12月の忘年会は恒例のようなものです。

私はこれまで、できるだけ夜の付き合いは避けてきましたので、こんなに参加したのは、生まれて初めてといっても過言ではありません。参加すれば、仕事に役立つ様々な話を聞けますし、所属している事務所の範囲を超えた先輩・後輩のつながりもできます。なるほど、これが昔のOFF-JTかなと感じます。楽しくお酒を戴きながらも、家庭責任などで夜の懇親に参加できなくても、OJTでスキルを身に付けられるよう、会としても研修も充実していかねば・・と思っています。

また、こんな生活を長く続けている多くの人(多くは男性)は、よほど健康管理に気を付けなければと心配になります。男女の平均寿命の差は、こんなところにも原因があるのかもしれません。

これから新年会の季節。皆様も、お体に気を付けて、新しい年へ踏み出さますように!