会長日記
2024年7月1日
会長 德永 響(50期)
みなさま、こんにちは。
◆在福岡大韓民国総領事館での晩餐会
あいさつ回りに出向いた会長ら3名が、6月18日に在福岡大韓民国総領事館での晩餐会に招待されました。当会との交流がひいては両国の関係の礎となれるよう交流を深めていくべきであるとの意見の一致を踏まえつつ、宮廷料理に舌鼓を打ちました。
総領事との話の中で「今度、福岡県弁護士会に来る韓国警察大学の李教授は私の後輩である」と聞かされました。私も昔の韓国視察の時から李先生に韓国可視化事情を教えていただいただけでなく、幾度も「爆弾」と呼ばれる乾杯を交わした仲であることを伝え、酒席は一段と盛り上がり夜は更けていったのでした。
さて、その李先生が来福された際には、刑弁委員会の企画する勉強会にも連日参加し、逮捕勾留という身体拘束が巻き起こす人権侵害について、日本の現状に慣れてしまっている自分に気づかされました。海外の方々との交流は、自分の感覚をもう一度研ぎ澄ますためとても有用です。
当会では、釜山弁護士会との交流など海外の方々と交流する機会があります。ぜひとも多くの会員に参加いただきたいと思っています。
◆久留米市との災害協定締結式
災害対策委員会の活動によって、当会と久留米市は災害協定を締結するに至りました。 岡田筑後部会長とともに、久留米市役所での締結式に臨みました。式には原口新五市長にもご参加いただいて、無事協定書を作成、協定を締結いたしました。発災前の会議の実現などによって、これまでよりも効果的な災害対策に向けて、大きな一歩となるはずです。
締結式は6月末、いわば公的な施設ではエアコンが稼働していない時期です。汗かきの私は、久留米絣に身を包んだ皆さんが涼しい顔でいらっしゃる中で「汗だく」になりましたが、協定書のインクを汗でにじませることもなく無事署名を終えることができました。
◆就任後3か月
就任から3か月が経過して、徐々に執行部の面々も落ち着いてきました。執行部それぞれがそれぞれの領域で力を発揮されるのはもちろん、理解が及ばない点を執行部で共有して解決したりしていますから、例年に劣らず調和のとれた執行部であるように感じています。
ただ、執行部内が落ち着いてきたとはいえども、気の抜けない重大案件も日々発生し、その対処に追われていることは否めません。
幸い、副会長と事務局長が手際よく対応を進めてくれますので、会長が背負わなければいけないのは「気苦労」くらいでしょうか。
先日の夜、山岳ガイドと2人で山中にいたところ、ヒグマに遭遇して襲われる夢を見ました。これはなにかの吉兆かもしれないと思って、ネットで夢診断を検索したところ、『依存度が高い』ことをあらわす夢でした。執行部の皆様方、職員の皆様方、ありがとうございます。