会長日記
2021年7月1日
会長 伊藤 巧示(45期)
皆さま、こんにちは。
◆緊急事態宣言解除、「まん延防止等重点措置」
本年5月12日からの3回目の緊急事態宣言については、当会は本年1月の2回目の緊急事態宣言時とほぼ同様の対応を行い、幸い混乱もありませんでした。
しかしながら、福岡県は引き続き「まん延防止等重点措置」の対象となり、新型コロナウイルス感染症との闘いもこれからも続くと予想され、予断を許さない状況ですので、執行部一同気を引き締めているところです。
◆第1四半期を終えて
さて、本年度も3か月が過ぎ、会計年度でいえばいわゆる第1四半期が終わったことになります。
われわれ執行部も4月のスタートダッシュから始まり、ようやく執行部としての活動にも慣れてきたというところでしょうか。
年初から準備してきたとはいえ、執行部は、何か起こったらどうしようといった不安を抱えながら、実際のスタートである4月1日を迎えました(私だけかもしれませんが。)。
副会長にはそれぞれ担当委員会があり、事務局長も、執行部会議、常議員会、定期総会などの重要な会議の準備に忙殺されることになります。
皆さんご経験があると思いますが、どんな会議でもスムーズに行くようにするには、細心の注意をはらって準備をする必要があります。
また、委員会や総務を担当される弁護士会の職員さんも、4月に初めて顔を会わせる方もいるので、スムーズなコミュニケーションをするにも一定の時間がかかります。
このように、4月は緊張の連続であっという間にすぎてしまい、5月のゴールデンウイークに突入しますが、すぐに5月の定期総会が待っています。
定期総会を無事に終えれば、忙しさは変わらないとしても、一区切りということで精神的には少しホッとします。
そこで、6月からは、今年の会務方針、重点課題の実現に向けていよいよ動き出すことになります。
◆執行部会議について
執行部では、毎週執行部会議を開催しています。毎年の執行部によって異なるかもしれませんが、だいたい月曜日の午後からの開催が多いようです。今年度もそれにならっています。
執行部会議の議題は毎回30個くらいあります。議題の中身は多岐にわたり、ルーティーンの議題もあれば、常議員会の議題となる会長声明、規則改正などもあります。したがって、議論の時間を要する議題や、意見が分かれそうな議題もあり、遅い時間まで議論することもあります。
そして、執行部会議の議題は、その会議で結論を出すことが求められるものがほとんどです。したがって、その日のうちに素早い判断をしなければなりません。
そうしますと、1回の執行部会議では到底結論が出ない議題、たとえば、今年度の会務方針や重点課題で掲げたような問題は、毎週の執行部会議にはなじみません。とはいえ、どこかで検討しないと、いつの間にか1年が終わってしまうことにもなりかねません。
このような長期的な視点で進めていくべき課題については、毎週の執行部会議とは別に議論する場が必要となります。
そこで、今年の執行部は、毎週の執行部会議とは別に、執行部「特別」会議を定期的に開催し、今年度中に達成すべき長期的課題、数年間かけて検討すべき課題などを検討することにしました。
これらの課題については、今後も随時報告する予定です。