会長日記

2022年3月1日

会長 伊藤 巧示(45期)

会員の皆様、こんにちは。いかがお過ごしでしょ うか。この3月号の原稿を書いている時点では、福岡県ではまん延防止等重点措置が発令されていましたが、お手元に届くころは解除されていることを願っております。

さて、本年度も残り1か月を切りました。この1年間、 大変お世話になりました。ありがとうございました。

「百里を行く者は九十を半ばとす。」という言葉があるとおり、我々2021年度執行部も最後まで気を引き締めて任務を全うしたいと考えております。

さて、1月中旬から2月上旬にかけて開催されたイベントについてお伝えいたします。

◆日本司法支援センターに関するブロック協議会(1月15日土曜日)

日弁連主催の法テラスに関するブロック協議会の九州ブロックの協議会がオンラインで開催されました。

日弁連委員をはじめ、九弁連管内の単位会の執行部及び関連委員会の委員と九州各地の法テラスの地方事務所役員やスタッフ弁護士など、約70名が参加しました。

協議事項は、(1)民事法律扶助制度の諸課題、(2)スタッフ弁護士の役割、(3)特定援助及びDV 等被害者相談援助についてであり、各地の実情の報告とともに活発な意見交換がなされました。

◆東京弁護士会との交流会(1月22日土曜日)

東京弁護士会との交流会は、東日本大震災の際、東京弁護士会の被災高校生特別義援金活動の呼びかけに応じて当会が寄付等の支援を行ったことがきっかけで始まったものです。平成24年2月に、東京弁護士会執行部が、義援金の御礼のため当会を訪問しました。これが契機となり、平成24年の末に、東京弁護士会から交流会の申し入れがあり、平成25年3月に当会が東京へ赴いて初めて交流会を開催し、その後毎年開催されるようになったものです。

今回は、新型コロナの影響のため、オンラインで実施されました。当会執行部全員9名、東弁執行部全員7名が参加しました。東京弁護士会は会員数が8000名を超える大規模会であり、常議員も80名、会派もいくつかあり、当会とは比較にならない部分も多々ありますが、市民窓口の運営、若手会員の支援、会務への女性弁護士の参画等共通の課題について協議がなされました。

◆委員長会議(2月9日水曜日)

午後2時から午後4時過ぎまで、会館2階大ホールにおいてオンラインを併用して本年度第2回目の委員長会議が開催されました。

今回は、最初に人権白書の更新やホームページ上の掲載することを確認しました。また、各委員会の名簿登録要件について、登録抹消主体が会長処分型と委員会処分型とに分かれており、今後統一かするかどうか等検討することになりました。

そのほかにも、(1)天神弁護士センター機能移転の進捗及び今後の予定、(2)地域司法計画及びその検証、(3)「ほう!」な話執筆の手引きについて、(4)委員会発出の文書・企画の性別等による差別的取扱に関するチェックの実施、(5)ZOOMアカウントの利用方法についての報告がなされました。