福岡県弁護士会からのお知らせ

シンポジウム・講演会など

2017年7月25日

憲法施行70周年記念講演会を開催します!


『反ナチ脱走兵とドイツ司法 もう一つの「ヒトラーに抵抗した人々」を語る』
(講 師:對馬 達雄・秋田大学名誉教授)


日 時:2017年8月26日(土)14:00~(13:30 開場)
場 所:都久志会館 大ホール(福岡市中央区天神4丁目8-10)
講 師:對馬 達雄 氏


★對馬 達雄 氏 プロフィール★
 1945年 青森県生まれ。東北大学教育学部卒,同大学院教育学研究科博士課程中退。秋田大学名誉教授,教育学博士(東北大学),元・秋田大学副学長,同教育文化学部学部長。
 近著「ヒトラーに抵抗した人々~反ナチ市民の勇気とは何か~」(中公新書2015年)が注目を集めている。


 今年,日本国憲法は,施行から70周年を迎えました。
 私たちは,先の大戦で,国の内と外とにおいて,生命を奪い,奪われ,多くの人権が侵害されるという,戦争の被害と加害の両面を経験しました。
 私たちは,この歴史を痛切に反省し,この70年間,基本的人権の尊重,恒久平和主義,及び国民主権を基本原則とし,立憲主義を根本理念とする憲法とともに歩み,戦争を起こすことなく,平和の尊さを実感できる社会を実現し,この憲法をよりどころとして,憲法が保障する基本的人権の内容を充実させてきました。
 ところが,近年,特定秘密保護法の制定,安全保障法制関連法の成立,「共謀罪」法の成立,といった,憲法の基本原則や根本理念に反する立法等が相次いでいます。
 かつてドイツでは,当時世界で最も民主的であると言われたワイマール憲法の下で,ナチス独裁が成立し,第2次大戦を惹き起こしました。
 しかし,そのドイツにも,生命をかけてユダヤ人の救援活動をした人々,ナチス独裁と戦った勇気のある人々が少なからずいました。
 そこで,「ヒトラーに抵抗した人々 ~反ナチ市民の勇気とは何か~ 」(中公新書)の著者である對馬達雄名誉教授を講師としてお招きし,その歴史を紐解きながら,日本社会のあり方について,皆さんと共に考えたいと思います。


※本講演会は、日本弁護士連合会による「日本国憲法施行70周年全国アクションプログラム」の1つとして開催します。)


主 催:福岡県弁護士会
共 催:日本弁護士連合会,九州弁護士会連合会
問合せ:福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416


憲法施行70周年記念講演会 反ナチ脱走兵とドイツ司法 もう一つの「ヒトラーに抵抗した人々」を語る


憲法施行70周年記念講演会 反ナチ脱走兵とドイツ司法 もう一つの「ヒトラーに抵抗した人々」を語る

2017年7月14日

シンポジウム「犯罪被害者支援条例を考える」

 当会では、「犯罪被害者支援条例を考える」というテーマで、下記の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。
 犯罪被害者支援には行政の力が必要不可欠で、そのための条例が全国の自治体で整備されつつあります。特に、福岡県では飲酒運転による悲惨な交通事故事件や性犯罪認知件数も多く、条例制定が犯罪被害者やその遺族の悲願となっていますが、制定には至っていません。
 そこで、福岡県内の犯罪被害者遺族の方々に協力いただき、犯罪被害者支援に取り組んできた専門家である医師・本田洋子氏をお招きして、条例制定の必要性や実効性のある被害者支援について、市民の方々と考えるシンポジウムを企画しました。
 是非、ご参加ください。

                 記
開催日時 2017年7月30日
     13時~16時(12時30分~受付)
開催場所 福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」講堂
     (福岡市中央区舞鶴2-5-1)
テーマ (1) 犯罪被害者支援条例の解説 
        林誠(弁護士、「犯罪被害者支援条例を考える会・福岡」)
    (2) 事例報告 
        山本美也子氏「被害者遺族の立場から」
         (犯罪被害者遺族、「犯罪被害者支援条例を考える会・福岡」)
    (3) パネルディスカッション「犯罪被害者支援条例を作るには」
パネリスト:佐藤悦子氏
      (犯罪被害者遺族、「ピアサポート大分絆の会」代表)、
      大庭茂彌氏 松原道明氏
      (犯罪被害者遺族、「犯罪被害者支援条例を考える会・福岡」)
      本田洋子氏
      (精神科医、公益社団法人福岡犯罪被害者支援センター理事)
コーディネーター:世良洋子
      (弁護士、「犯罪被害者支援条例を考える会・福岡」)


シンポジウム「犯罪被害者支援条例を考える」

2017年6月22日

シンポジウム「18歳は大人ですか?~子どもたちのいま、少年法のこれから」

選挙権年齢が引き下げられたことを受けて、少年法の適用年齢を現行の20歳未満から18歳未満に引き下げることが議論されています。
引き下げの影響を受ける18歳、19歳は、どのような成長段階にあるのでしょうか。そして、適用年齢が引き下げられた場合にどのような影響を受けるのでしょうか。
子どもに関わる様々な立場の方の意見を聞きながら考えていきます。


                  記


日  時 : 2017年8月5日(土)13時~16時(12時30分開場)
場  所 : 天神ビル10号会議室(福岡市中央区天神2-12-1 11階)


参加無料、申込不要です。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。


シンポジウム「18歳は大人ですか?~子どもたちのいま、少年法のこれから」

2017年6月20日

共謀罪法の問題を考える緊急シンポジウム

 6月15日早朝、テロ等準備罪法いわゆる共謀罪法が強行採決により成立してしまいました。
 共謀罪法は、私たちのプライバシーや表現の自由を侵害し、民主主義を歪める恐れのある法律です。法律は成立しましたが、市民の権利と民主主義を守るためには、今後、共謀罪の廃止を求め、法律の適用を許さないよう取り組んでいく必要があります。
 福岡県弁護士会では、私たちのこれからの取り組みを考えるためには、この共謀罪法の問題点について、国会審で明らかになった点を含めて改めて整理をし、理解を深める必要があると考え、緊急のシンポジウムを企画しました。
 ぜひ、共謀罪の問題点やこれからの取り組みについてご一緒に考えましょう!


日 時:2017年6月25日(日)14:00~16:30
参加費:無料
会 場:福岡市中央区城内1-1 福岡県弁護士会館3階
内 容:①基調報告「治安維持法と共謀罪」
       内田博文 九州大学名誉教授
    ②パネルディスカッション
       内田博文 九州大学名誉教授
       田淵浩二 九州大学教授  その他
お問い合わせ先:092-741-6416


共謀罪法の問題を考える緊急シンポジウム

2017年6月19日

高校生向け企画(主権者教育の授業実践 第1回)のお知らせ・参加のお願い『やってみよう模擬国会~死刑廃止法案は可決か否決か?~』

昨年から18歳選挙権が施行され、いわゆる〈主権者教育〉の必要性が高まっています。

全国各地でも様々な授業実践が始まったようですが、その具体的な内容をどうしたらよいのか、そもそも誰が担当すべきなのか、教材は何を用いればよいか等々、学校現場においては未だ混乱や不安な面が多々あるかと思われます。

さて、当会は全国的にも数少ない法教育センターを設置しており、これまで、生徒のみなさまが主体的に考え、判断し、表現をする力が身につくよう多数の法教育出前授業を実践してまいりました。


〈主権者教育〉とは「単に政治の仕組みについて必要な知識の習得のみならず、主権者として社会の中で自立し、他者と連携・協働しながら、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の一人として主体的に担うことができる力」とされており、総務省・文科省作成の副教材(「私たちが拓く日本の未来」p30~31)には、育みたい能力 として、 

  1. 論理的思考力
  2. 現実社会の諸課題について多面的・多角的に考察し、公正に判断する力
  3. 現実社会の諸課題を見出し、協働的に追究し解決(合意形成・意思決定)する力
  4. 公共的な事柄に自ら参画しようとする意欲や態度

が挙げられています。


当会では、この度、1学期から夏休み中のイベントを通して主権者教育の授業実践のパッケージとして使えるスペシャルなカリキュラム(企画)を用意致しました。

このカリキュラム(企画)は

(1)出前授業(又は臨時スクール)、(2)プレシンポジウム、(3)模擬国会
の3部構成となっています。


(1) 出前授業
当会の法教育センターから弁護士を学校に派遣して出張授業〈主権者教育〉を行います。ここでは、死刑制度以外のテーマで、法的論理的思考力の基礎を重視した実践授業を行います。なお、授業テーマや日程は各学校の要望をお伺いしながら決めます。法律の専門家である私たち弁護士ならではの視点で、主権者教育のエッセンスをお届け出来るものと思っています。


(2) プレシンポジウム
2017年7月15日(土)
会場:アクロス福岡4F「国際会議場」13時30分~16時30分
7月15日(土)開催のプレシンポジウムでは、ワークショップを利用した参加型授業と専門家(大学教授、弁護士、大学准教授)からの講義を体験していただきます。


(3) 模擬国会
2017年8月6日(日)
会場:アクロス福岡4F「国際会議場」13時30分~16時30分
8月6日(日)の模擬国会では、参加高校生が主体的に意思決定を行う過程を通じて主権者教育の実践を試みます。


以上のとおり3つのステップで構成し、法的論理的思考の基礎学習、対立するテーマの各専門家からの講義、シティズンシップ教育の専門家である九州大学の蓮見二郎准教授による高校生向けのミニレクチャーが受けられる他、アクティブ・ラーニングの手法をふんだんに盛り込むなど、これからの高等学校での主権者教育の一つの実践として外部の専門家と連携した授業のあり方を提言するものにふさわしい様々な工夫を凝らす予定です。 

申込要領及び企画概要は以下の「参加募集要項」「パンフレット」に記載していますので、ご検討いただき、是非とも、生徒のみなさま並びにご担当の先生方には本企画にご参加いただきたくお願いします。

本カリキュラム(企画)は全て参加無料です。


参加募集要項・申込書ダウンロードはこちら(PDF)


やってみよう模擬国会~死刑廃止法案は可決か否決か?~

やってみよう模擬国会~死刑廃止法案は可決か否決か?~

やってみよう模擬国会~死刑廃止法案は可決か否決か?~

やってみよう模擬国会~死刑廃止法案は可決か否決か?~

2017年6月 2日

【参加無料 女性活躍・起業シンポジウム in福岡】のご案内

いま、女性の活躍は、地域経済の起爆剤として大いに期待されています!!
福岡県弁護士会では、DBJ(日本政策投資銀行)と、女性起業家や、起業を目指す女性を対象にした「女性活躍・起業シンポジウム in福岡」を共催いたします。
起業やビジネスに関心のある女性、起業家を支援する皆様の御参加をお待ちしております。


○日 時 2017年6月16日(金) 15:00~19:00(開場14:30) 参加無料
○場 所 FUKUOKA growth next 内 「福岡市スタートアップカフェ」
     (〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6番11号)
     ※地下鉄天神駅6番出口より徒歩7分
     https://growth-next.com/facility#access


○プログラム
15:00 主催者挨拶
15:10 基調講演
ロイヤルブルーティージャパン株式会社 代表取締役社長 吉本桂子氏
           ~*~ 休憩 ~*~
16:20 パネルディスカッション
    ロイヤルブルーティージャパン株式会社 代表取締役社長 吉本桂子氏
    株式会社Waris 共同代表 河京子氏
    インアウト株式会社 取締役副社長 帆足千恵氏
    福岡県弁護士会 弁護士 吉野泉
    株式会社日本政策投資銀行 女性起業サポートセンター長 原田文代氏
17:30 第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションご案内
17:45 閉会挨拶
18:00 名刺交換会 18:00 弁護士による法律相談(1)(定員3名)※
          18:30 弁護士による法律相談(2)(定員3名)※
19:00 閉会


※法律相談(事前登録制、空きがあれば当日申込可)は、名刺交換会と同時並行で行います。
○対象者 女性経営者、起業予定者、支援者など
○定員  60名
○〆切  2017年6月14日(水)
○お申し込み方法
シンポジウム・法律相談会とも以下の申込フォームよりお申込みください。
(申込には「会員登録」が必要です。)
https://www.jeri-wec.jp/top/


問い合わせ先 
(一財)日本経済研究所 女性起業サポートセンター(JERI-WEC)
東京都千代田区大手町1丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
電話:03-6214-3606(センター代表)
http://www.jeri.or.jp/wec/


チラシのダウンロードはこちら(PDF)
 

共催:福岡県弁護士会
後援(申請中):福岡市、福岡地域戦略推進協議会(FDC)


【参加無料 女性活躍・起業シンポジウム in福岡】のご案内
【参加無料 女性活躍・起業シンポジウム in福岡】のご案内

2017年5月17日

連続シンポジウム 「地域で防ごう消費者被害 in福岡」

悪質商法や,特殊詐欺の手口はより巧妙になり,高齢者の被害も急増しています。
被害の予防や回復のため地域の関連団体が連携を強化することの重要性が高まっています。
日本弁護士連合会では,地域の連携強化のため各地の弁護士会と協力し,連続シンポジウムを開催することとしました。
皆様のご参加を,心よりお待ちしています。


                  記

日時:平成29年6月17日(土) 13:30~16:00


場所:IPホテル(インペリアルパレスシティホテル福岡)2階 セレナ
   (住所 福岡市博多区中洲5丁目2-18)


主催:日本弁護士連合会,福岡県弁護士会


※ 入場無料・予約不要


連続シンポジウム 「地域で防ごう消費者被害 in福岡」

2017年5月15日

日本国憲法施行70周年全国アクションプログラム 第17回 市民のための憲法講座

現在、衆参両議院の憲法審査会で憲法改正の是非が議論されていますが、与党は、最初の憲法改正として、緊急事 態条項(国家緊急権)の創設を目指していると言われています。
この問題について、日弁連は、憲法に緊急事態条項を創設する必要はなく、かえって内閣や内閣総理大臣による濫用の可能性があること等を理由に、緊急事態条項の創設に反対しています。
そこで、今回の市民のための憲法講座では、日弁連憲法問題対策本部の副本部長である伊藤真氏をお招きし、緊急 事態条項を創設する危険性等についてご講演いただくことになりました。
これを機に、皆様もご一緒に考えてみませんか?

                  記

日時:2017年7月9日(日)14時~ ※13時30分開場
場所:久留米市役所本庁舎2階 くるみホール(久留米市城南町15-3)


※ 入場無料 予約不要 先着200名


主催:福岡県弁護士会筑後部会
共催:日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会


専門職による くらし・事業なんでも相談会

2017年2月20日

シンポジウム「子どものいのちを守るために~学校現場における自殺予防を考える~」


福岡県弁護士会では、以下のとおり、2017年3月12日(日)午後、シンポジウム「子どものいのちを守るために〜学校現場における自殺予防を考える〜」を企画致しました。
基調講演では、兵庫教育大学大学院教授・精神科医の岩井圭司氏に、子どもたちの自殺のリスクにはどのようなものがあるか、子どもたちのSOSに対して、大人がどのように対応すればよいのか、自殺予防のためにどのような教育をすべきか等についてお話しいただきます。
その後のパネルディスカッションでは、岩井氏に加え、2人の有識者の参加を得て、子どもの自殺予防について議論します。
パネリストである石崎杏理氏(FRENDS代表)は、性的マイノリティの子どもたちの支援活動として、居場所づくりや相談事業はもちろん、啓発のために教育機関での講演活動も活発に行っておられ、性的マイノリティの問題についてお話しいただく予定です。
もう一人のパネリストのシャルマ直美氏(北九州市スクールカウンセラー)は、臨床心理士として北九州市の自殺予防教育をリードしてこられた方で、同市での実践についてお話いただく予定です。
以上のとおり、各分野の第一線で活躍している専門家の話を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひお越しください。


                  記


日 時 : 2017年3月12日(日)14時~ ※13時30分開場
場 所 : 天神ビル9号会議室
      (福岡市中央区天神2-12-1 天神ビル11階)


シンポジウム「子どものいのちを守るために~学校現場における自殺予防を考える~」

2017年1月23日

【参加無料!経営者のための講演会/弁護士との交流会】のご案内

福岡県弁護士会では、平成29年2月17日(金)に経営者のための講演会及び交流会を実施いたします。講師には、東京都大田区から「町工場の星」ダイヤ精機社長の諏訪貴子氏をお迎えします。講演会のあとは、弁護士との交流会。軽食等を囲んで、気軽に語らいませんか?講演会、交流会ともに参加費無料!ぜひご来場ください。


<講演会>
「これが私の経営術~経営、社員教育のヒント、お伝えします!~」
日時:平成29年2月17日(金)14:30~16:00
場所:西鉄イン福岡 大ホール(福岡市中央区天神1-16-1)
講師:諏訪貴子氏(ダイヤ精機株式会社 代表取締役)
参加費:無料


<交流会>
日時:平成29年2月17日(金)16:00~17:00
場所:西鉄イン福岡 大ホール(福岡市中央区天神1-16-1)


お申込みはこちらから


※お問い合わせ先: 092-741-6416

案内チラシのダウンロードはこちら(PDF)
 

【参加無料!経営者のための講演会/弁護士との交流会】のご案内

前の10件 11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21

カテゴリー

Backnumber

最近のエントリー