福岡県弁護士会からのお知らせ
2025年5月12日
シンポジウム「精神科医療から考える、独立した人権機関の必要性について」開催のお知らせ
シンポジウム・講演会など
日本では、精神科病院に入院している患者の人権救済を図るための不服申立制度が存在します。この不服申立について審査する機関は、各都道府県に設置された精神医療審査会です。しかし、精神医療審査会は、不服申立を受けても退院請求がほとんど認められないなど、十分に機能していない現状があります。
本シンポジウムにおいては、精神医療審査会がかかえる問題点や抜本的改革のあり方を検討するとともに、障害者の人権や尊厳の尊重のために、政府から独立した人権機関が必要不可欠であることなど、精神科医療の改善に対して政府から独立した人権機関が果たすべき、また果たすことのできる役割について、有識者と意見を交換する予定です。このシンポジウムを機に共に考えましょう。
◆日時:2025年5月23日(金)17時00分~19時30分
◆会場:福岡県弁護士会館2階大ホール
(福岡県弁護士会館へのアクセス 福岡市中央区六本松4丁目2番5号
※福岡市営地下鉄七隈線「六本松」駅 1番出口から徒歩3分)
◆参加費無料