福岡県弁護士会 裁判員制度blog

2010年3月 8日

裁判員裁判 傍聴記(その4)

 2月下旬、ある事件の法廷を傍聴しました。
 午後からも供述調書の朗読が予定されています。ただ、その前に、遺体などの写真は午前中に取り調べすみになったわけですが、実は被告人に示していなかったということで、検察官は被告人席のすぐ近くに行って写真を示しました。被告人は無言のまま見ていました。
 関係者の供述調書について、女性だったら女性検事が読むと先に報告しましたが、午後からは女性の調書なのに女性検事に読ませず、主任検事が自ら朗読しました。
 警察のつくった捜査報告書も取り調べられました。これは争いのない事件なので、時間の節約のために関係者の供述調書までは不要としたもののようです。
 犯行に使われたロープと包丁が被告人に示されました。
 このとき、検察官がロープを素手で扱っているのを見て驚きました。ビニール袋に入れておき、必要なら取り出すべきものだったように思われます。包丁のほうはガラス箱に入れて、しっかり固定されていました。
 いずれも被告人に示したあと、壇上の裁判官席に置かれました。裁判員にはあとで回覧するのでしょうか・・・。(な)

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