福岡県弁護士会からのお知らせ

2022年2月28日

憲法市民講座~「主権回復70年」に考える在日外国人の人権~のご案内

シンポジウム・講演会など

サンフランシスコ講和条約発効から本年4月で70年を迎えます。また、沖縄の本土復帰も50年となります。しかし、日本はそれで本当に「主権回復」をしたのでしょうか。
戦前の植民地政策から、現在へも続く外国人への差別政策が、かりそめの「主権回復」と同根であることについて、ポスト植民地問題、在日外国人の人権分野に関する第一線の研究者である、田中宏・一橋大学名誉教授からご講演をいただきます。
日常の中でまるで当たり前のように受け入れてしまっている差別。
市民の皆様とともに学び、考える機会をもちたく、本講演会を企画しました。
ぜひ、ご参加ください。

日 時:令和4年3月11日(金)17時30分~19時30分(17時00分開場)
場 所:北九州弁護士会館5階大ホール(北九州市小倉北区金田1-4-2)・ZOOM併用(
参加費:無料
申込フォームより事前の申し込みが必要です。お申し込み後にアドレスを送信いたします。なお、ZOOMでの配信内容の撮影・録音はご遠慮願います。

福岡県弁護士会 【講師】田中 宏 氏 【講師】田中 宏 氏
1937年生まれ。アジア学生文化協会勤務、愛知県立大学教授、一橋大学教授、龍谷大学特任教授を経て現在、一橋大名誉教授。専門は日本アジア関係史、ポスト植民地問題、在日外国人問題、日本の戦後補償問題。著書に『戦後60年を考える-補償裁判・国籍差別・歴史認識』(創史社、2005年)、『在日外国人-法の壁、心の溝』(第3版、2013年)、『戦後責任ーアジアのまなざしに応えて』(共著、岩波書店、2014年)、『「共生」を求めて―在日とともに歩んだ半世紀』(講師著、編集中村一成、解放出版社、2019年)など
(撮影:中山 和弘)

福岡県弁護士会 憲法市民講座~「主権回復70年」に考える在日外国人の人権~
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