法教育センター

福岡県弁護士会は法教育センターを立ち上げ、法教育の普及に取り組んでいます。

法教育とは

法教育というのは、小中高校生など法律を専門に学ぶものでない一般の人々に、法律の条文や裁判例など単に覚えてもらうことを目的とするのではなく、法律や司法制度の背景にある、自由・権利と義務・責任・公平・正義などの価値を理解し、対立する利害を調整するディスカッションなど介して、法の機能や意義を身につけてもらう教育を指します。

日本でも、平成21年5月から裁判員制度が導入されたのみならず、平成23年度から25年度にかけて小中高校における新しい学習指導要領が完全実施される動きが表れています。そこでは、例えば、『対立と合意・効率と公正』についての中学生の理解を求めるなど、今までにないほど、法についての学習を充実させることを強調しています。

法的なものの考え方を学ぶことは、今後の社会生活を営む上でますます重要になってきています。

福岡県弁護士会は日本弁護士連合会と歩調をあわせて、平成18年9月に法教育委員会を設置し、これまでも文部科学省の法教育に関する研究指定校での実践授業に参画したり、アクロス福岡で法教育シンポジウムを開催したり、模擬裁判に参加してもらうジュニアロースクールを開催するなどしてまいりました。

また、これらの単発イベントに並行して、法教育委員会を通じて多くの福岡県下にある小中高校に弁護士をゲストティーチャーとして派遣し、出前授業を繰り返してきました。

そして、平成23年4月1日、出前授業などの申込の対外窓口となる法教育センターを福岡県弁護士内に立ち上げました。今後、学校関係者を中心とした多数の方々が、法教育センターの法教育活動をふんだんにご利用されることを祈願しております。

ジュニアロースクール2016夏in福岡

ジュニアロースクール2016夏in福岡のご案内

福岡県弁護士会では、例年、法教育の一環として、ジュニアロースクールを実施しています。

ジュニアロースクールは、主に中高生を対象に、法的思考を体験してもらうイベントです。

今回のジュニアロースクールでは、18歳選挙権が導入されたことを受けて、今まで以上に関心の高まっている主権者教育をテーマとし、身近な文化祭を題材に、「民主主義と代表制」について取り上げます。

文化祭をとり行うには、ルールが必要ですが、どんなルールが許されるのか?

ルール作りにルールはあるのか?

そもそもルールを作る人をどうやって決めるのか?

意思決定のあり方について考えると共に、議論を通じて、色々な意見や考え方をまとめる体験は、選挙や法(ルール)、「法の支配」を身近に感じられ、主権者教育として役立つことと思います。ぜひご参加ください。

開催日 2016年(平成28年)7月22日(金)午後1時~4時(12時30分開場)
開催場所 西南学院大学法科大学院
対象 福岡県内の中学生・高校生(保護者・引率者の見学も可能です)
定員 100名(先着順)
参加料 無料
申込方法 下記から申込書をダウンロードし郵送かファクスして下さい。
締切 2016年(平成28年)7月15日(金)必着
※ 部活動等で欠席される場合には、前日までにキャンセルいただけます。
問合せ先 福岡県弁護士会 電話092-741-6416 FAX092-715-3207
主 催 福岡県弁護士会
共 催 西南学院大学、西南学院大学法学部、西南学院大学法科大学院、九州弁護士会連合会
後 援 福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、福岡市
問合せ先 福岡県弁護士会 電話092-741-6416 FAX092-715-3207
ジュニアロースクール2016夏in福岡 お申し込みはコチラ

過去に取り上げられた法教育に関する新聞記事

平成17年10月2日 西日本新聞<福教大付属福岡中で模擬裁判授業>(PDF)

平成19年3月25日 西日本新聞<「妊婦には席を譲る」が法律になったら>(PDF)

平成20年8月8日 西日本新聞<福岡市内でジュニアロースクール開催>(PDF)

平成20年8月8日 朝日新聞<第1回福岡市内ジュニアロースクール>(PDF)

平成21年2月24日 朝日新聞<法教育シンポジウムinふくおか>(PDF)

平成22年8月22日 西日本新聞<福岡市内でジュニアロースクール開催>(PDF)

平成23年6月28日 朝日新聞<飯塚市立幸袋中学校での出前授業>(PDF)

平成23年7月13日 朝日新聞<修猷館高校での出前授業>(PDF)

平成23年8月21日 西日本新聞<ホークスファンであることが雇用条件?>(PDF)

平成23年9月7日 朝日新聞<第3回福岡市内ジュニアロースクール>(PDF)

平成24年1月14日 西日本新聞<小学校でプライバシーを考える模擬裁判を行いました>(PDF)

平成24年3月27日 西日本新聞<小学校で憲法と幸せの関わりを考える法教育授業を行いました>(PDF)

法教育センターの開催する市民向け行事

1 法教育 出前授業

法教育 無料キャンペーン実施中!
(1)派遣するゲストティーチャーの人数

1クラスを1名の弁護士が受け持ちます。

(2)授業内容

実際に弁護士がゲストティーチャーとして授業に参加し、教師と協力して、ルール作りや私法(契約など)、刑事手続(裁判員裁判や少年事件など)のテーマに沿って、さまざまな教材をもとに法教育の授業をおこないます。授業内容詳細

(3)費用、申し込み方法

費用は弁護士1名1時限あたり1日1万円が目安です。出前授業希望日の2か月前までに福岡県弁護士会まで所定の申込用紙でお申し込みください。

法教育 お申し込みはコチラ

ただし、法教育センター設立キャンペーンとして、申込先着80クラスについては無料で弁護士を法教育出前授業に派遣します。

詳しくは弁護士無料出前授業キャンペーン詳細をご覧いただき、早めにお申し込み下さい。

2 複数の弁護士による模擬裁判(有料、弁護士1名あたり1日1万円が目安です)

複数の弁護士が検察官役・弁護人役の立場に分かれて、1つの事件についてそれぞれの見方を説得的に展開し、生徒に裁判員役としてグループで議論してもらい、その議論を弁護士と教師が協同してリードしていくやり方が基本です。

そのほか、生徒が検察官役を演じるなど変形型も可能です。

どのような手法で授業を行うかについては、事前に教師と担当弁護士との打ち合わせのなかで決定していきます。

なお、弁護士複数による模擬裁判を希望される場合には、模擬裁判希望日の2か月前までに福岡県弁護士会まで所定の申込用紙でお申し込みください。

お申し込みはコチラ

*原則として、法教育センター手持の模擬裁判用の教材をもとに実施させていただきます。

新規に模擬裁判用の教材を開発しての模擬裁判を希望される場合には、事前準備にあたり、法教育センターの運営事務局(福岡県弁護士会法教育委員会内にございます)と数回の面談協議やメールでの連絡交信を必要とします。詳しくはお電話でお尋ねください。

3 裁判ウォッチング(無料)

福岡地方裁判所本庁(福岡市中央区城内1-1)で、期間は1週間程度、年1~2回の頻度で、福岡地方裁判所の協力により、弁護士を同行して、民事裁判と刑事裁判の集団傍聴を開催しております。毎年、定員を超える多数の団体から参加希望が入っております。

申込要領の詳細は毎年具体的な期間が決まってから福岡県弁護士会のホームページで案内させていただいておりますので、お申し込みをお待ちしております。

*実際の裁判の期日指定は流動的ですので、裁判ウォッチング開催日当日に、傍聴対象となる事 件数に変動を来す場合がございますのでご了承ください。

4 ジュニアロースクール(中高校生向け、無料)

年1回の頻度で、学校の校舎に出向く形ではなく、法科大学院や裁判所の施設を借りて、興味のある中学生や高校生に生徒単位で参加してもらう形で、福岡市・北九州市・久留米市で法教育授業や模擬裁判を行ったりしています。

申込要領の詳細は、毎年、開催日時・開催場所・開催内容などが決まってから福岡県弁護士会のホームページで案内させていただいておりますので、こぞってご参加ください。

申込の際は、個々の参加希望の生徒が申し込んでも、学校の方で数名をとりまとめて申し込んでもどちらでも構いません。

5 福岡法教育研究会(小中高校の教師向け、無料)

福岡県弁護士会では法教育センター立ち上げに先立ち、生徒向けに、どのような内容の法教育をどのようなプロセスを踏んで行うことが望ましいか、現実の教育指導要領やカリキュラムとの両立はいかに行われるべきか、これらのテーマについて、年数回不定期に福岡法教育研究会を開催しております。

法教育研究会への参加を希望される教師の方は、学校名・氏名・連絡先を明記されたうえで、法教育センターの窓口にご連絡願います。

6 講堂での講演(有料、1時間あたり1万円が目安です)

弁護士がもっぱら講師として、講義形式でテーマを決めて法教育の講演を行います。テーマは、刑事事件・交通事故・消費者・労働法・憲法などごく広く希望に応じて対応いたします。