「ほう!な話」

2018年10月17日

弁護士になりたい

▼Q 女子高校生です。数学が得意で、親は「理系学部に進学し、企業に就職したら」と勧めます。でも私は弁護士になりたい。

▼A 弁護士になるには、司法試験に合格しなければなりません。受験するには、大卒後に法科大学院を修了するか、司法試験の予備試験に合格する必要があります。

法学部から法科大学院へ進むのが近道のように思うかもしれません。でも、さまざまな背景を持つ人たちの困り事に寄り添う弁護士は、多彩な知識や豊富な社会人経験が無駄にならない職業です。

例えば、交通事故や医療過誤絡みの案件では、物理や医療の知識が生きてきます。IT関係の知識があれば、ネットトラブルなどへの対応も得意分野にできます。法学自体が理系の思考に似ているとも言われ、実際に弁護士には理系出身者や元会社員もいます。

また女性弁護士も求められています。性暴力やセクハラ、DV事件では被害者の多くが女性で、「女性弁護士でないと怖くて話せない」というケースがあります。法律相談では「弁護士は年配男性だと思っていた。女性で話しやすかった」と言われることも。「理系じゃだめ」「女性は難しいかも」と尻込みする必要はありません。

11月3日午後1時から、中高生や保護者、教員を対象にしたシンポジウム「来たれ、リーガル女子!」が福岡市の西南学院大で開かれます。女性弁護士らが法律家の魅力を紹介します。ぜひ参加してください(10月26日までに福岡県弁護士会のホームページから申し込みが必要)。男性も参加できます。

西日本新聞 10月17日分掲載(徳永由華)

※このイベントは終了しました

目次